HOME > ニュース >

ランディ・ローズの生徒が在籍するギター・カルテット、スティーヴ・スティーヴンスを迎えてオジー「Crazy Train」をフラメンコ風にカヴァー

2022/01/31 00:29掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Randy Rhoads
Randy Rhoads
ランディ・ローズ(Randy Rhoads)は母親が経営する音楽スクール「ムソニア」で講師を務めたことがあります。生徒の中で、唯一の女性ギタリストだったのが、当時9歳のジャネット・ロビンでした。ジャネットは現在、ギター・カルテットのストリング・レボリューション(The String Revolution)のメンバーとして活躍しています。同グループはランディ・ローズに敬意を表して、新たにランディがギターを演奏したオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)「Crazy Train」をフラメンコ風にカヴァーしました。このカヴァー・ヴァージョンには、ビリー・アイドルの相棒として知られるギタリストのスティーヴ・スティーヴンス(Steve Stevens)を迎えています。ミュージックビデオが公開されています。

ジャネット・ロビンは、「“Crazy Train”をストリング・レボリューションでアレンジするにあたり、オリジナルのエネルギーや雰囲気を大切にしつつ、自分たちの個性を出したいと思いました。私のギターの先生であるランディ・ローズは“僕のように演奏しようとしないで。自分らしく弾きなさい”とよく言っていました。私はこの言葉を心に刻み、ストリング・レボリューションも同じような考えを持っていたと思います。オリジナルに忠実でありながら、新しいオリジナルのアレンジを加えること。それが私たちのやったことだと思います」と話しています。

スティーヴ・スティーヴンスは「ランディ・ローズがロックの殿堂入りすると聞いたとき、俺は興奮したよ。長い間待たされたけど、とてもふさわしいことだ。オジーの“Crazy Train”の再構築に貢献してほしいと連絡を受けたとき、俺の頭の中には、象徴的なオリジナル・ヴァージョンとは似ても似つかぬものにしたいという条件があった。この曲を聴いて、すぐに2つのことを感じた。それは、スパニッシュ・ギターの曲として非常によくできているということと、ランディがこの曲を気に入ってくれるだろうということだ。ランディはクラシックギターの名手で、オジー時代にもレッスンを受けていたことは広く知られているよね。俺たちは、あなたを誇りに思っています」と話しています。