ブラッド、スウェット&ティアーズ(Blood, Sweat & Tears)の創設メンバーである
ディック・ハリガン(Dick Halligan)が死去。ハリガンの娘シャナによると、ハリガンは1月18日にイタリアのローマで亡くなっています。娘は自然死と伝えています。78歳でした。
ディック・ハリガンはミシガン州で育ち、学校のためにニューヨークに移り住みます。話によると、友人でジャズサックス奏者のフレッド・リプシウスがブラッド、スウェット&ティアーズへの参加を誘ったとき、最初は断ったそうですが、リプシウスが「カリフォルニアでツアーをする」と言うと、ハリガンは考えを改め、バンドに参加したという。
ハリガンはブラッド、スウェット&ティアーズではトロンボーン、キーボード、フルートを演奏しました。また「Redemption」や「Lisa Listen To Me」などを共作しています。
1968年にリリースされたアルバム『Blood, Sweat & Tears』は、1970年にはグラミー賞のアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
ハリガンは、4枚目のスタジオ・アルバム『B, S & T 4』のレコーディング後、1971年にバンドを脱退。ブラッド、スウェット&ティアーズでの活動後、ハリガンは20以上の映画やテレビのプロジェクトで音楽を担当しました。