ブラジル音楽界を代表するシンガー／サンバ・アイコン　エルザ・ソアレス死去

サンバを中心にボサノヴァやMPB（ブラジルのポピュラー音楽）など幅広く歌った、ブラジル音楽界を代表するシンガー、エルザ・ソアレス（Elza Soares）が死去。彼女の家族がソアレスのSNSで、1月20日の午後にリオデジャネイロの自宅で亡くなったことを伝えています。ソアレスの死因は自然死とのことで、詳細は明らかにされていません。91歳でした。

声明には「愛すべき永遠のエルザは眠りにつきましたが、彼女は音楽の歴史の中で、そして私たちや世界中の何千人ものファンの心の中で永遠に生き続けるでしょう」とも書かれています。

エルザ・ソアレスことElza Gomes da Conceiçãoは1930年6月にリオデジャネイロの貧民街で生まれる。1960年代初頭にサンバを歌って有名になり、その後、他のジャンルにも進出。1999年にはBBCロンドンのコンテストで「ミレニアムの歌手」の称号を得た。2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックの開会式で歌い、祖国を称えた。

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