スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)、
ザック・ワイルド(Zakk Wylde)、
イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)、
エクストリーム(Extreme)の
ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)、
アニマルズ・アズ・リーダーズ(Animals As Leader)の
トシン・アバシ(Tosin Abasi)という5人のギタリストたちによるプロジェクト、ジェネレーション・アックス(Generation Axe)。
スティーヴ・ヴァイはMyglobalmindの最新インタビューの中で、ジェネレーション・アックスの今後のツアーについてや、イングヴェイ・マルムスティーンとの共演について語っています。
Q:ジェネレーション・アックスのツアーを再開する予定はありますか? 私はギタリストの多様性とその演奏には完全に圧倒されました。
「ジェネレーション・アックスのツアーを行う上での課題は、全員が参加できるかどうか。皆、ソロ活動をしたり、バンドで演奏したりしているからね。ヌーノ・ベッテンコートにはエクストリームがあるし、彼は常に忙しい。トシン・アバシは、ギター会社とソロ活動もある。両立させているし、みんなそれが大好きなんだよ。一番大変なのは、オジーの周りで仕事をすることだと思うけどね(笑)」
Q:彼は2023年にツアーを再スケジュールしたばかりですから、今なら間に合うかもしれませんね。2018年にジェネレーション・アックスを見ました。あなたとイングウェイが「Blackstar」で共演していますね。あなたはセカンド・ハーモニーを担当し、彼のネオクラシカルな演奏スタイルを真似るのかと思いきや、あなた自身が中断していました。あれは意図的なものですか?
「イングウェイのようには弾けないよ。彼のように演奏できる人はいないし、僕のように演奏できる人もいない。誰もが誰かのように演奏することはできないんだ。僕がしたことは、曲のハーモニーやメロディーを、自分のやり方で演奏すること。彼の指使いやトーンセンターは僕とは違うので、ちょっとした速い走りがたくさんあって大変だったけど、僕はそれに取り組まなければならなかった。いざその時になると、できたけどね。
共演といっても、僕はスティーヴ、彼はイングウェイだよ。それはこのツアーの最大の特徴の一つだ。彼らは、自分のやっていることに非常に自信を持っていて、自分のやっていることで競い合うことはない。そうすることで何が起こるかというと、僕たちができる限り最高のものになるために、僕たちは自分自身と競争しなければならないということなんだ。ザックはザックであることに全力を尽くしている。僕たちは皆、プロであること、ステージでの佇まい、コミュニケーション、演奏、ステージ外でのエチケットなど、さまざまな面でお互いに助け合っているんだ」