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4億2800万年前の化石にディープ・パープルのイアン・ペイスとメシュガーのトーマス・ハーケにちなんだ名前を命名

2022/01/11 14:29掲載
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Ian Paice
Ian Paice
新しく発見された4億2800万年前の化石に、ディープ・パープル(Deep Purple)イアン・ペイス(Ian Paice)とメシュガー(Meshuggah)のトーマス・ハーケ(Tomas Haake)にちなんだ名前が付けられています。

この2つの化石は、スウェーデンのゴットランド島にある4億2800万年前の岩石から採取された絶滅したクモヒトデのもの。

「Ophiopetagno Paicei」はイアン・ペイスと、ディープ・パープルのアートワークを手がけたジョー・ペタグノにちなんで命名されたもの。また「Muldaster Haakei」はメシュガーのトーマス・ハーケにちなんで命名されたものです。

この研究の筆頭著者で、余暇にはドラマーとしても活動しているルクセンブルグ自然史博物館のベン・テュイ博士は、命名についてこう説明しています。

「塵の粒ほどの大きさの化石を分析し、複雑な進化のパターンを深く掘り下げることは、心を揺さぶるものです。研究をまとめている間に、ルクセンブルクのメタルバンド、Sleepers' Guiltの次のアルバムのためにドラムを録音していたので、自分のアイドルである2人に敬意を表するのは当然の選択でした」

また、共同執筆者であるルンド大学のマッツ・E・エリクソン教授も新たに命名された化石について「ディープ・パープルのイアン・ペイスとメシュガーのトーマス・ハーケは、史上最も多くの実績と影響力を持つドラマーの二人です」とコメントしています。

ペタグノについては、「ジョーは動物学的なものを絵画に取り入れてきた歴史があり、僕が過去に発見した化石のいくつかにアートワークを提供してくれました。彼に敬意を表して化石に名前をつけることは、ずっと前から決まっていたことなのです」と述べています。

この栄誉を聞いたペタグノは、「自分の名前を冠した化石、それも4億年以上前の見事なクモヒトデを手にするとは、私の想像をはるかに超えたものでした。遥か彼方の世界です。本当に光栄です」と述べています。