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ジューダス・プリースト、最新ツアーはツインリードギターではない4人体制でライヴ開催へ

2022/01/11 11:21掲載
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Rob Halford and Andy Sneap
Rob Halford and Andy Sneap
ジューダス・プリースト(Judas Priest)は近年のライヴでは、グレン・ティプトン(Glenn Tipton)の代役としてギタリスト兼プロデューサーのアンディ・スニープ(Andy Sneap)をサポートに迎えてツインリードギターを維持していましたが、3月4日より再開する「50 Heavy Metal Years」ツアーでは、スニープを迎えずに、メンバー4人でコンサートを行うと発表。米Guitar Worldなどによると、ジューダス・プリーストが4人編成でコンサートを開催するのは1974年以来です。

バンドからの声明によると、スニープはジューダス・プリーストの次のアルバムを含む制作に専念するために離脱したという。声明では「アンディには本当に感謝している。君がこれまでやってきたこと、そして俺たちの新しいアルバムの制作チームにずっといてくれたことに」と発表されています。

ジューダス・プリーストが声明を発表した後、スニープは声明を発表し、この決定が必ずしもお互いの合意ではなかったことを明らかにしました。

「ロブ(ハルフォード)が先週の月曜日に僕に電話をかけてきて、彼らは4人で活動したいと言ってきた。多くの時間を一緒に過ごした後なので、僕は信じられないほどがっかりしているけど、彼らはこれをどう展開させたいかというビジョンを持っていることは明らかなので、僕は彼の決断を尊重します。これは常に一時的な状況であり、前にも言ったように、僕は常にできる限りバンドを助けるつもりだし、それは今後も同じだよ。僕は80年代初期からこのバンドの大ファンで、彼らと一緒にステージで演奏することは心躍るものだったけど、最初の頃はこのような短期間で演奏するのは正直言って怖かったよ。来月には新しいアルバムの制作に入るんだけど、『Firepower』に続く素晴らしい作品ができることを楽しみにしているんだ」

グレン・ティプトンは2018年にパーキンソン病の診断を受けてからはコンサートに随時参加する形を取っていますが、それは今後も続くようで、声明では「グレン(ティプトン)も以前のようにあちこちのステージに出てきます」と発表されています。

ジューダス・プリーストは当初、2020年秋に「50 Heavy Metal Years」ツアーを開始する予定でしたが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でツアーの延期を余儀なくされました。2021年8月にツアーを開始しましたが、9月26日の公演でギタリストのリッチー・フォークナーが演奏中に大動脈破裂を起こしたため、再びツアーの延期を余儀なくされました。フォークナーは退院後は自宅で静養していましたが、プリーストは彼をツアーラインアップの唯一のギタリストに選んでいますので、彼が十分に回復しているのは違いないようです。