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エディ・ヴァン・ヘイレン 家族への最後の言葉は「I love you」 元妻が明かす

2022/01/06 09:55掲載
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Eddie Van Halen’s family
Eddie Van Halen’s family
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)の元妻ヴァレリー・バーティネリは、エディの最期の日の思い出を公にし、家族への最後の言葉は「I love you」だったと、自身の著書の中で回想しています。

エディは2020年10月6日、癌との闘いの末、65歳で亡くなりました。

エディとバーティネリは1981年に結婚し、バーティネリは1991年に息子のウルフギャングを出産しました。2005年に2人は別れ、2007年に離婚が成立しました。2人は再婚しても、良好な関係を保っていました。

バーティネリの新しい著書『Enough Already: Learning to Love the Way I Am Today』の抜粋が米Peopleで公開されています。

彼女は同書の中で、亡くなる前にエディに「次の機会にね。たぶん次はうまくいくでしょう」と涙ながらに語った言葉を明らかにしています。

また、2人の関係を振り返り、「私は、どう説明していいかわからないほど、エドを愛していました。彼の魂を愛していました」「私たちはミスマッチな存在として描かれていました。悪ガキのロックスターとアメリカの恋人、でも内心では、エドはみんなが思っているような人ではなかったし、私もそうだった」と述べています。

バーティネリは同書の中で、エディの薬物乱用の問題を取り上げ、「私はドラッグやアルコールが嫌いだったけど、彼を嫌いになったことはないわ。彼の痛みがわかったの」と述べています。その思いやりは、彼らが別れた後も、エディの健康問題の間も続いていました。

彼女は2019年に、個人的に話がしたいと言ってきたエディが、ドイツで治療を受けていたときに購入したペンダントサイズの金の延べ棒が入った小さなバッグを渡してきたことを思い出しています。

「元妻にはこのプレゼントを買ったのに、妻には何もプレゼントしなかったことを、変だと思わないでほしいんだ」とエディは涙を浮かべながら彼女に伝えました。バーティネリは「アナタを愛している」と回想した後、「彼は、自分が(結婚生活を)失敗させたことを私に知ってほしいと思っていました。私もトラブルの原因を作ってしまい、申し訳ないと思っています」と書いています。

2人は親密な関係を保っていましたが、彼女は「復縁の可能性はありませんが、どちらかが心を開けば、もう一方もそうするだろうということは分かっていますし、そのようなことはしたくありません」と書いています。

彼女は続けて、「エドと私がお互いに抱いていた感情を説明することはできません。彼が死んでいなかったらどうなっていたかは誰にもわからない。どう説明すればいいかわからないほど彼を愛していたし、性的なものは何もない。それ以上のものでした。エドと私はそれを理解していました・・・。私たち二人の間にあるものよりも大きな愛はないし、それによってこの美しい息子が生まれたのよ」と付け加えています。

バーティネリは、エディの最期の日が近づくにつれ、エディの妻であるジャニー・リゼフスキーや兄のアレックス・ヴァン・ヘイレンとともに、ウルフギャングと一緒に毎日病院に行っていたことを明かしています。

「“I love you”は、エドがウルフィと私に言った最後の言葉であり、呼吸が止まる前に私たちが彼に言った最後の言葉でもある」とバーティネリは本の中で述べています。

『Enough Already: Learning to Love the Way I Am Today』は海外で1月18日発売予定。