楽器店で自分の憧れのギターを弾いている青年、その演奏に感動した別の客が匿名でギターをプレゼント

米国の青年は地元の楽器店を訪れるたびに憧れのギターを弾いていました。ある日、青年が店でそのギターを弾いていると、別のお客さんが青年のことを注目しました。若者の情熱に感動した彼は、ギターを購入し、次に青年が立ち寄ったときに匿名で渡してほしいとスタッフに頼みました。青年は直後に引っ越してしまい、店に戻ってくるまでにはさらに8ヵ月を要しましたが、戻ってきた青年は、見ず知らずの人の好意で憧れのギターを手に入れて驚いています。

青年はコロラド州出身の若いギタリスト、ファロン。彼は、コロラド州グランドジャンクションにある楽器店「J.B. Hart Music」を訪れるたびに、憧れのギターであるDディーン・ダイムバッグ・ダレルML（Dean Dimebag Darrell ML）を、よく弾いていました。

同楽器店のFacebookページによると、ある日、店内でこのギターを弾いているファロンに気づいた匿名のお客さんが、ファロンとその家族が帰った後に店に戻ってギターを購入し、次にファロンが店に立ち寄ったときに匿名でプレゼントしてくれるようにスタッフに頼んでいます。

しかし、ファロンは直後にコロラド州からテキサス州に引っ越してしまい、8ヵ月間は店に戻ってきませんでした。しかし、家族を訪ねてにコロラド戻ってきたファロンは「J.B. Hart Musict」に立ち寄り、ついに憧れのギターを手にしています。

以下、J.B. Hart MusicのFacebookページより

「これがファロンです。ここ数年、彼はモントローズからお店に来てくれていました。彼のリクエストは毎回“パンテラ”のギター、つまりディーン・ダイムバッグ・ダレルMLギターを弾くことでした。私たちは、彼がダイムバッグのリフをいくつか知っていることにショックを受けました。ウィリアムズ症候群の影響を受けているファロンは、音楽に対する優れた知識と愛を持っています。彼の夢はこのギターを持つことでした。

8ヶ月前、彼が店でこのギターを弾いていると、別のお客さんがファロンに注目しました。そのお客様は感動して、その後、お店に戻ってギターを購入し、次に会ったときに匿名でファロンにギターを渡してほしいと頼まれました。

しかし、今日までファロンには会えなかった。探しても見つからなかった。今日、彼の家族が店に来て、テキサスに引っ越して今週戻ってきたことを知りました。見ず知らずの人から、ファロンに夢のギターをプレゼントできたのは素晴らしい経験でした。彼のお母さんは涙を流し、ファロンは興奮して顔をほころばせていた。それは特別な瞬間でした。世の中にはまだまだ良い人がいるものですね。

ここでいくつかの写真をご紹介します。彼のダイブボムの顔を見せる数枚です。(彼はこの顔をとても誇りに思っています）」