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ラッシュ アレックス・ライフソンの新しいサイドプロジェクトEnvy of None 1月12日に何かを発表 デビューアルバムか

2022/01/04 12:47掲載
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Alex Lifeson, courtesy of Epiphone
Alex Lifeson, courtesy of Epiphone
ラッシュ(Rush)のギタリスト、アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)の新しいサイドプロジェクト、Envy of None。SNSに「Coming soon. 12 January 2022」と投稿し、1月12日に何かを発表することを明らかにしています。アレックスは以前にデビュー・アルバムを制作していると言っていましたので、アルバムなのでは?と噂されています。





アレックスは2021年夏に約10年ぶりのソロ新曲を2曲公開してファンを驚かせました。この2つのインストゥルメンタル曲、「Kabul Blues」と「Spy House」はライフソンの新しいサイドプロジェクト、Envy of Noneの始まりで、アレックスは今後さらに多くの新曲が登場することを約束しています。

Envy of Noneには、ライフソンのほか、「Kabul Blues」と「Spy House」にも参加していたコニー・ハッチ(Coney Hatch)のベーシストであるアンディ・カラン(Any Curran)、そして、ギタリストのアルフィオ・アニバリーニ(Alfio Annibalini)、ヴォーカリストでマルチ・インストゥルメンタリストのマイア・ウィン(Maiah Wynne)が参加。レコーディングには、ドラマーのティム・オックスフォード(Tim Oxford/Arkells)とデヴィッド・クイントン・スタインバーグ(David Quinton Steinberg /Dead Boys, the Mods)が参加しています。

ライフソンはEnvy Of Noneの誕生について、「アンディは4年ほど前、ラッシュのツアーの直後に、彼がやっていたいくつかの曲にギターを加えてみないかと僕に持ちかけてきたんだ。僕はそれをやり、数ヵ月後には彼は別の曲を送ってきて、それもやったんだ。その後、僕たちはより真剣に取り組むようになったんだよ」と話しています。また2021年夏の段階で、アルバム1枚分の素材を録音したことを認めていました。

カランはUltimate Classic RockにEnvy Of Noneのサウンドについてこう話しています。

「これらの曲にはアレックス・ライフソンの要素がたくさん入っていると思う。彼が弾いた美しいギターが随所に散りばめられていますが、完全な透明感がありラッシュでもなく、コーニー・ハッチでもありません。マッシヴ・アタックに、ナイン・インチ・ネイルズの影響を受けたエレクトロニックなものを少し加えたようなイメージで、美しく繊細で甘い声と、とてもとてもダークなヘヴィなサウンドが特徴です。それがこのプロジェクトのサウンドです。

彼は、わざわざ加工して“ちょっと待って、それはギターの音じゃないよ”と思うようなクールなものをギターにつけているんだ。僕は彼に“何をしたんだ?これはバイオリンの音だよ”とか“これはキーボードのようだ”と言うと、彼は“これとこれとこれを入れて、逆に反転させたんだ”と言っていた。彼はギターの音を操ることを本当に楽しんでいるよ」

「Kabul Blues」と「Spy House」はライフソンの公式サイトで聴けます。

●アレックス・ライフソン公式サイト内 試聴ページ
https://alexlifeson.com/playlist/alex-lifeson/