日本のジャズ批評の第一人者 音楽評論家の瀬川昌久が死去
2021/12/29 19:46掲載
日本のジャズ批評の第一人者として知られる音楽評論家の瀬川昌久が12月29日、肺炎のため東京・新宿の自宅で死去。97歳でした。
1924年東京生まれ。少年時よりジャズを愛好し、1950年代ビジネスでニューヨークに滞在中にチャーリー・パーカーやギル・エヴァンスに接してその研究に努む。帰国後、ジャズ、レヴュー、ミュージカルなどの企画・評論に従事。銀行を定年退職した後は月刊『ミャージカル』の編集長を務めた。永年にわたるジャズ音楽とミュージカル普及の功績により、文化庁長官賞を受賞。日本ポピュラー音楽協会名誉会長。