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ZZトップのビリー・ギボンズ、ジミ・ヘンドリックスの前座を務めた際にジミが語ったジェフ・ベックについての話を振り返る

2021/12/28 17:01掲載
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Jimi Hendrix
Jimi Hendrix
ZZトップ(ZZ Top)ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons / Billy F Gibbons)は、ZZの前身であるサイケデリック・バンド、The Moving Sidewalksでジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のコンサートのオープニングアクトを務めたことがありました(1968年)。ポッドキャスト『Live From Nerdville With Joe Bonamassa』に出演した際、当時のことを語っています。

「ヘンドリックスのオープニングはどんな感じでしたか」という質問に、ギボンズはこう答えています。

「どんな夜でも、楽屋のドアを開けると、いつも新品のストラトが2ダースほどトラックから運ばれてきていた。

ジミはそれを見て、お気に入りの1本を選んでいたんだ。僕の最も印象的な思い出は、ホテルの部屋の廊下の端にいたときのものだ。僕たちは、いつも一番最後の部屋に追いやられていたんだよ。

彼は左側、僕は右側だったけどが、ドアはいつも開いていて、レコードプレーヤーが彼の部屋に運ばれてくるのを見えた。それから、彼は“おい、来てくれ”と言った。

驚いたことに、彼はジェフ・ベック・グループを聴いていて、彼はレコードを指差しながら、“ジェフ・ベック(Jeff Beck)はどうやっているんだ?”と言っていた。

僕は“ジミ、ジェフ・ベックはきっと君のレコードを指差して‘こいつはどうやっているんだ’と言っているよ”と言ったんだよ」