フェラ・クティ(Fela Kuti)のアフリカ70(Africa 70)を支えたギタリストの
オゲネ・コログボ(Oghene Kologbo)が死去。彼やトニー・アレンのSNSページで明らかにされています。死因は発表されていませんが、トニー・アレンのSNSによると、12月22日にフランスのパリで眠るように亡くなったという。64歳でした。
オゲネ・コログボは1957年、ナイジェリアのワリで生まれる。父親のジョー・キング・コログボは、有名なハイライフ・ミュージシャンでした。
若き日に家出してフェラ・クティのコミューンに逃げ込み、16歳のときにアフリカ70のギタリストに抜擢。彼は、このバンドで50曲以上のレコーディングを行った。彼は、催眠術のようなテナー・ギター・ラインを弾いていたが、ベースやリズム・ギターもよく録音していた。また、彼はフェラの個人秘書であり、「テープレコーダー」でもあった。夜更かし好きのフェラが夜遅くに歌ったメロディーを覚えておき、翌日のリハーサルでバンドに教えるのが彼の仕事だった。
1978年のベルリン・ジャズ・フェスティバルでのコンサートを最後にトニー・アレンらと共にバンドを離れるまで、フェラの右腕というべき活躍をした。バンド脱退後は、さまざまな有名アーティストとコラボレーションし、またソロ・アルバムも発表した。