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ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、ディープ・パープルとブラック・サバスについて語る

2021/12/23 14:14掲載
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Rob Halford
Rob Halford
ジューダス・プリースト(Judas Priest)ロブ・ハルフォード(Rob Halford)は、スペインのMariskal Rock誌のインタビューにて、同じ英国のバンドの中で、ディープ・パープル(Deep Purple)ブラック・サバス(Black Sabbath)のどちらが個人的に重要だったかという質問を受けました。

「どちらも俺にとっては重要なバンドで、様々なスタイルや音楽を提示してくれた。サバスに惹かれたのは、当然ヘヴィネスがあったから。パープルを聴いた後にサバスを聴いたり、サバスを聴いた後にパープルを聴いたりすると、どのアルバムを聴いているかにもよるけど、どちらもとても強くてパワフルなバンドだと思うよ。

パープルはハードロックで、俺にとってはメタルではない。そんなことを言ったら殺されるかもしれないけど、俺はそう感じている。サバスは、トニー(アイオミ)はいつもメタルではないと言っているけど、サバスは完全にメタルだよ。なぜかはわからないが、ミュージシャンがお互いのことを話すのはそういう世界なんだ。

パープルには、サバスにもあるような、ある種のスピード感、ある種の激しさがあるけど、質感が違うんだ。例えば、(ディープ・パープルのドラマー)イアン・ペイスがやっていた曲のドラミングを聴いた時、俺はサバスの“Fairies Wear Boots”や“Iron Man”などの超ヘヴィな曲を聴いた時と同じくらい興奮したよ。

すべてのミュージシャンにとってバンドがそうであるように、彼らは俺にとって重要な存在だった。すべてのミュージシャンは、他のミュージシャンからインスピレーションを受け、影響を受けている。でも、リストの中で誰かを上位に置くことはない。彼らが作る作品の全体的な表現が重要なんだ」