『JAZZ JAPAN Vol.137』の表紙巻頭は
ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)。初のクリスマス・アルバム『アイ・ドリーム・オブ・クリスマス』の魅力を紹介。またNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の音楽を生み出した金子隆博が誕生のいきさつを語る。12月22日発売
■YOUNG GUITAR 2022年2月号増刊
『JAZZ JAPAN Vol.137』
A4変型判/160頁/定価1,177円(税込)/12月22日発売
<内容>
■表紙巻頭:ノラ・ジョーンズ
ノラ・ジョーンズ初のクリスマス・アルバム『アイ・ドリーム・オブ・クリスマス』。「ツアーに出られない現実に直面した私には、何か楽しみが必要だった。自分の気持ちを高めるために、クリスマス・アルバムを作るのは素晴らしい方法だと感じた。ここ2、3年間に起こったことがなければ、このアルバムを作ることはなかったと思う」と語るノラの想いを込めた極上のヴォーカル作の魅力を紹介する。
■山中千尋のBallads
アルバム・デビュー20周年を迎えた山中千尋が、バラードをテーマに自身が選曲したコンピ作『Ballads』(Blue Note)をリリースする。山中はこの20年をどう振り返り、なぜソロ・ピアノ3曲を追加収録した自撰バラード・コンピを世に送り出したのかを聞いた。
■連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
ジャズが彩る親子三世代の100年にわたるファミリーストーリーを描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。「ラジオ英語講座」をキーワードに、戦前戦後のジャズが彩るサウンドトラックを担当したのは米米CLUBの金子隆博。さらに北村英治、渡辺貞夫(テーマ曲にも参加)、外山喜雄をはじめジャズ界の精鋭が結集したスピンオフともいえるジャズ作品『オリジナル・サウンドトラック ジャズ・コレクション』も制作。ジャズ・ファン垂涎の音楽を生み出した金子にこの2作品誕生のいきさつを聞いた。
■セロニアス・モンク
2022年、没後40年を迎えるセロニアス・モンクのドキュメンタリー映画『MONK モンク』と『モンク・イン・ヨーロッパ』が公開される。本作はクリント・イーストウッドの『ストレート・ノー・チェイサー』の元ネタともなった作品で、“シネマ・ヴェリテ”と呼ばれるドキュメント手法がモンクの魅力をあますことなく伝えてくれる。
◎ジョン・マクラフリン:レコード・カタログ&『火の鳥』を4chで聴く衝撃
◎2022 MUSICIANS DIRECTORY : 日本ジャズシーン最前線で活躍するアーティスト59名の最新インフォメーション・ガイド
◎神保彰:AOR、テクノをテーマにした恒例の2部作
◎マッシモ・ファラオが描くベイシー・サウンド
◎インタビュー:大西順子、TRIX、西村知恵、駒野逸美、RIO 他