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特集は「ハード・クリップ型ドライヴ・ペダル」の変遷 『The EFFECTOR BOOK Vol.54』発売

2021/12/13 16:04掲載
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The EFFECTOR BOOK Vol.54
The EFFECTOR BOOK Vol.54
音作りに執念を燃やすこだわり派のためのエフェクター・マガジンの新刊『The EFFECTOR BOOK Vol.54』の特集は「ハード・クリップ型ドライヴ・ペダル」の変遷。“OCD”はいかにして “OCD”になったのか? 変遷の鍵を握るモデル11機種を和嶋慎治(人間椅子)が試奏し、歪み回路の歴史を体感します。12月16日発売
■シンコー・ミュージック・ムック
『The EFFECTOR BOOK Vol.54』
AB判/112頁/定価1,980円(税込)/12月16日発売
ISBN:978-4-401-65147-4

<内容>

今回の特集は「ハード・クリップ型ドライヴ・ペダル」の変遷。
“OCD”はいかにして “OCD”になったのか?

【特集の概要】
・フルトーン“OCD”を軸にハード・クリップ型ドライヴ・ペダルの歴史を掘り下げます。
・超定番MXR“Distortion+”から大定番フルトーン“OCD”へ至る紆余曲折の変遷を分析。
・変遷の鍵を握るモデル11機種を“和嶋慎治”(人間椅子)が試奏。
・有名エンジニアの証言、識者による詳細な分析考、関連する現行モデル試奏分析記事もあります。

【特集の内容】
今回の特集は「ハード・クリップ型ドライヴ・ペダル」の変遷。「ハード・クリップ型」と言われてもピンとこない人がいるでしょうが、要は昔馴染のディストーション・ペダルのこと。その代表例は誰もが知っている超定番モデル、MXRの“Distortion+”です。そこから連なるドライヴ・ペダルの歴史を紐解いていくわけですが、そのゴール地点にいるのが、これまた大定番モデルであるフルトーン“OCD”。オーヴァードライヴ・ペダルと捉えられることも多い“OCD”がここに連なるモデルと言われて、「えっ?」と思う人がいるかもしれませんが、実は“OCD”のひいおじいちゃんにあたるのが“Distortion+”だったりするんです。この意外なファミリー・ツリーを解き明かすべく、40年以上に渡って連綿と受け継がれていった「ハード・クリップ型ドライヴ・ペダル」の遺伝子を分析したのが今回の特集。他にも意外なペダルがこの系譜に連なるものだったり、1970年代の昔から現代に至るまでの点を結んで線にした「壮大なストーリー」をご堪能ください!

【コンテンツ】
[特集1] DISTORTION/OVERDRIVE
歪み系ペダル、知られざる“発展の物語"
■ [Chronicle] “OCD"へと至る進化の系譜を紐解く
■ [Analysis] 和嶋慎治が歪み回路の歴史を体感する!!
■ [Chronicle] 一旦完成してもなお進化を止めない“OCD"
■ [Analysis] 現行“ディストーション/オーヴァードライヴ"試奏
■ [Interview] ジェイミー・スティルマン(EarthQuaker Devices)
■ [Interview] 田村 進
■ [Tutorial] “ハード・クリップ型回路"の発展史
■ [Column] “OCD"と“Distortion+"に血縁関係はあるのか?
■ [Tutorial] 井戸沼室長がダイオード沼に落ちた!?
■ [Enquete] 識者が考える“歪み系ペダルの境界線"
■ [Setting Guide] 村田善行がディストーションの使い方を指南
■ [Analysis] “Distortion+"って本当はどんな音?
■ [Analysis] 歪みの発展史において“250"が果たした役割
■ [Analysis] 歴代“OCD"の違いを音響面から調査
■ [Analysis] [動画連動]みなさんは、どの“OCD"が好きですか?

[特集2]Alexander Pedals
制限を取り払うデジタル・エフェクターの新鋭
[新製品紹介]NEW PRODUCTS REVIEW
[特別企画]シグネチュア・モデルを巡る物語
・Wata (Boris)× EarthQuaker Devices
・高崎 晃 (ラウドネス)×Cat's Factory
・スコット・ヘンダーソン×田村 進
[インタビュー] BuilderÅfs Voice
・Blackstar
・Umbrella Company
・Walrus Audio