ホワイトスネイク(Whitesnake)の1979年アルバム『Lovehunter』のカヴァーアートワークも手がけた、イギリス人画家・イラストレーターのクリス・アキレオス(Chris Achilleos)が死去。74歳でした。クリスはファンタジー作品やグラマラスなイラストを得意としていて、アルバム・カヴァーからファンタジー小説や映画のポスターまで、さまざまなものを飾りました。
彼の作品は、Heavy Metal誌や、『ドクター・フー』『スタートレック』などの関連本の表紙を飾り、また『Heavy Metal』や『ウィロー』など、さまざまな映画プロジェクトにコンセプト・アーティストとして参加しています。映画『Heavy Metal』のために描いたプロモーション用ポスターのデザインは、今でもDVDリリース時に使用されています。
クリスは、裸の女性が大蛇にまたがっているという物議を醸した『Lovehunter』のカヴァーアートワークを担当。ゲイリー・ヒューズによると、彼は『Lovehunter』のカヴァーで嫌な経験をしたため、もうバンドとは仕事をしないと決めていましたが、2003年にゲイリー・ヒューズのロック・オペラ『Once and Future King Part I』で久しぶりにカヴァーアートワークを手がけました。