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ブライアン・ウィルソンの新ドキュメンタリー映画『Long Promised Road』から「Honeycomb」レコーディング映像公開

2021/12/12 18:03掲載
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Brian Wilson: Long Promised Road
Brian Wilson: Long Promised Road
ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)の新しいドキュメンタリー映画『Brian Wilson: Long Promised Road』から、ブライアンがスタジオでバンドと一緒に「Honeycomb」をレコーディングしている様子をフィーチャーした本編クリップ映像が公開されています。



この映画の中心となるのは、ブライアンと、米ローリングストーン誌のベテラン編集者で過去に何度もブライアンにインタビューしているジェイソン・ファインのロング・ドライブ。2人は、ブライアンの幼少期の家や『Surfin' Surfari』のジャケット写真が撮影されたパラダイス・コーブなど、ブライアンとビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の歴史の中で重要な場所を訪れ、ブライアンはリラックスした中で自身の人生や考えなどを語っています。映画ではブライアンの新たな一面をロードトリップの手法を用いて紹介しています。

この映画のために、2人は70時間以上の撮影を行い、さらに未公開の貴重なホームビデオーやアーカイブ映像、写真、コンサート、スタジオ、インタビュー映像なども収録されています。

監督のブレント・ウィルソン(血縁関係はなし)はもともと、通常のインタビューを軸に映画作りを試みたものの、うまくいかなかったという。ブレントは「彼はインタビューされることが嫌いだったし、彼はすでに何百万回も質問に答えている。互いとって苦痛の20分だった」と言い、「これでは映画はできない」と考えた結果、ブレントはミュージシャンとインタビュアーがロサンゼルスの周りをドライブしながら会話するという記事を思い出し、ブライアンのマネージャーに企画を提案。マネージャーから、ブライアンと良好な関係を築いているジェイソン・ファインを勧められ、この映画の企画が本格的に動きだします。

映画ではブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)エルトン・ジョン(Elton John)ジム・ジェイムズ(Jim James)、フー・ファイターズのテイラー・ホーキンス(Taylor Hawkins)、ニック・ジョナス、ジェイコブ・ディラン(Jakob Dylan)、アル・ジャーディン、ドン・ウォズらもインタビューに答えています。

映画の製作総指揮は、ブライアン・ウィルソン、メリンダ・ウィルソン、ジェイソン・ファインが務め、ジーン・シーバースが共同プロデューサーを務めます。

本作は6月のトライベッカ映画祭でワールド・プレミアされ、11月19日より米国の劇場およびストリーミングサービスでリリースされています。

この映画のサウンドトラック・アルバムはYouTubeほかで聴けます。この映画のためにブライアンがマイ・モーニング・ジャケット(My Morning Jacket)ジム・ジェイムズ(Jim James)と共作したオリジナル新曲「Right Where I Belong」を含め、ブライアンの楽曲を収録しています。

新曲「Right Where I Belong」についてブライアンは「(監督の)ブレント(ウィルソン)と(インタビュアーの)ジェイソン(ファイン)からこの映画のために曲を作ってほしいと言われたときは感激しました。ジムと一緒に曲を作るのはとても楽しかったです。彼は完璧なコラボレーターでした」とコメントしています。

またジム・ジェイムズは以下のようにコメントしています。

「僕の心と魂の中で、ブライアン・ウィルソンの音楽は常に神聖な重要性を持っている。人生の最大の勝利を祝うときにはいつも僕のそばにいてくれ、また、最も暗い時期にも僕を支えてくれた。彼の精神と人生の物語は、僕たち全員に、決してあきらめないこと、そして僕たち独自の創造的な魂の精神に常に耳を傾け、敬意を払うことを教えてくれました。だからこそ、ブライアンの人生を描いたこの素晴らしい映画のために新曲を制作し、彼とコラボレーションできたことは、本当に光栄なことでした」





以下は以前に公開された映像

トレーラー映像


本編クリップ映像