HOME > ニュース >

ジョニ・ミッチェル ケネディ・センター名誉賞を受賞 授賞式で自身の健康問題について語る 「私は大丈夫よ」

2021/12/07 12:15掲載(Last Update:2021/12/07 12:32)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Joni Mitchell, 44th ennedy Center Honor recipient - Photograph: Tracey Salazar
Joni Mitchell, 44th ennedy Center Honor recipient - Photograph: Tracey Salazar
ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)は、米国の芸能分野で多大な功績を残した人々に贈られる<ケネディ・センター名誉賞>を受賞。その授賞式で、珍しく公の場で自身の健康上の問題について語っています。

ミッチェルは2015年3月、ロサンゼルスの自宅で意識不明の状態で発見され、病院に搬送。脳動脈瘤(脳内の動脈の一部が、こぶのように膨らんだ病気)と診断されています。

ミッチェルは2015年に動脈瘤ができ、一時的に歩くことも話すこともできなくなったときのことを、9歳のときに発症した病気に言及しながら語りました。

「ポリオは私の残りの人生のリハーサルだったといつも思っているのよ。これまで何度かカムバックしなければならないことがあったけど、この前のは本当に大変だったわ。でも、なんとかやっているし、私は大丈夫よ!」

会場からは大きな拍手が沸き起こり、そして彼女は今回の受賞についてこう話しています。

「他に何を言っていいのかわからないけど、ここは素晴らしい建物であり、素晴らしい名誉であり、私はこの場にいられることをとても嬉しく思っています。懐かしい友人や知人に会うことができました。皆さんも楽しんでください。私は戻って座ります!」

第44回目の受賞者には、このほか、ベット・ミドラー(Bette Midler)、モータウン・レコードの創業者ベリー・ゴーディ(Berry Gordy)、『サタデー・ナイト・ライブ』のクリエイターであるローン・マイケルズ、そしてオペラ歌手のフスティーノ・ディアスがいます。

第44回<ケネディ・センター名誉賞>の授賞式の模様は、米国のCBSで12月22日に放送されます。