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ツアー中に機材を盗まれた米メタルコアバンド 紛失防止タグのおかげで無事戻り、泥棒たちと一緒に写真を撮影する

2021/12/01 16:56掲載
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The Word Alive with the Thieves
The Word Alive with the Thieves
ツアー中に強盗に遭った米メタルコアバンド、ザ・ワード・アライブ(The Word Alive)。盗まれた機材にはAppleの紛失防止タグ「AirTag」を装着してあったので、自分たちの携帯電話で場所を特定する。その場所に到着すると、バンドは泥棒たちと友好的な会話を始め、自分たちはただ荷物を返してもらいたいだけで面倒なことは一切したくないと言い、泥棒たちに彼らの荷物と引き換えに大麻と酒、20ドルを渡したという。それからバンドと泥棒たちは一緒にポーズをとって写真を撮り、その後、別れたという。

フロントマンのテイラー・テル・スミス(Tyler "Telle" Smith)は、ツイッターでこの出来事の写真を公開しています。

テイラーによると「警察を呼んだけど、彼らは気にも留めなかったし、来なかった。ツアーを続けるためには州外に出なければならなかったんだ。積極的にアプローチしない方が賢明だとわかっていたので、荷物を手に入れて安全を確保するために、悪い状況を最大限に利用しようとしたんだ」と説明。また一緒に写真を撮影したのは「彼らは俺たちの友人ではないが、最後には俺たちを友人だと思い、写真を撮りたがっていたんだ」と説明しています。