HOME > ニュース >

ブラック・サバスのトニー・アイオミ 8年ぶりの新曲「Scent Of Dark」リリース ミュージックビデオも公開

2021/11/26 11:14掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Tony Iommi & Sergio Momo  (Image credit: Max Sticca)
Tony Iommi & Sergio Momo (Image credit: Max Sticca)
ブラック・サバス(Black Sabbath)のギタリスト、トニー・アイオミ(Tony Iommi)は8年ぶりとなる新曲「Scent Of Dark」をデジタル/ストリーミングでリリース。ミュージックビデオも公開されています。インストゥルメンタル・トラック。

また、アイオミはこの曲に参加しているセルジオ・モモ(Sergio Momo)とのコラボレーションにより、同名の香水を発売します。

セルジオ・モモはギタリストであると同時に、イタリアの高級香水メーカー「セルヨッフ(Xerjoff)」の調香師兼デザイナーとしても活躍しています。アイオミとはパンデミックをきっかけに親交を深めたという。

アイオミのシグネチャー・フレグランスは、11月29日から一部の販売店またはXerjoffの公式ウェブサイトで発売されます。

アイオミはこの曲の制作について次のように説明しています。

「“Scent Of Dark”のリフはかなり前からあったんだが、それを使って何かをしたことはなかった。でも、これがベースになった。最初はプログラムされたドラムでトラックを作って、マイク・エクセターがベースとキーボードをデモして、俺がギター・ソロを入れて、どんなサウンドになるのかイメージを膨らませたんだ。最終的にはジミー(クラッチリー)がベースを入れてくれた。

ジミーはドラマーのアッシュ・シーハンと知り合いだったので、彼が完璧にフィットして、俺たちの作業に最後の本物のドラムトラックを加えてくれた。その後、ストリングスを加えた。サバスのアルバムでストリングス・セクションを使ったことはあったけど、これはまったく新しい経験だったよ。

このプロジェクトは、俺のさまざまな関心事を組み合わせた、俺にとって非常に興味深いものであり、自分が進むべき方向をとても楽しんでいる。リフはたくさんあるから、もっとインストゥルメンタルやサウンドトラックの仕事ができたら最高だね」

アイオミがフレグランス業界に足を踏み入れたことに驚くファンもいるかもしれませんが、アイオミは、実は生涯を通じて興味を持ち続けていたことを明かしています。

「BrutやOld Spiceなどをクリスマスにもらっていた頃から、ずっと興味を持っていたんだ。サバスで世界中を回るようになってからは、他の国のさまざまな香りにも興味を持つようになり、ツアー中にそれらを集めるようになったんだ。

セルジオとは、友人のジミー・クラッチリーを通じて知り合ったんだけど、セルジオが親切にも彼のフレグランスを1箱送ってくれて、自分で作ってみないかと誘ってくれたんだよ。予想外だった。どうすればいいのかわからなかったが、セルジオは俺が好きな香りのリストを作ることを提案してくれた。セルジオは俺の提案をもとにいくつかのサンプルを作ってくれて、俺はその中から気に入ったものを選び、そこからプロジェクトが進んでいったんだ。

自分が関わっていないもの、自分が気に入っていないもの、使っていないものに自分の名前を付けることはない。すべてのプロジェクトでもそうしてきたし、今回も同じだ」