ザック・ワイルド(Zakk Wylde)は、米サイトConsequenceのインタビューの中で、
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)について聞かれ、「彼は世界を変えたんだ。
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)がギターのイエス・キリストならば、エディはキリストの再臨だったんだ」と話しています。
以下、ザックのコメントより。
「彼は世界を変えたんだ。ジミ・ヘンドリックスは基本的にエレクトリック・ギターのイエス・キリストだった。ギターでこれ以上のことはできない、というの天井のような存在だった。
それが突然---もしこれがカトリックだとしたら、エディはキリストの再臨だった。ジミがギターのイエス・キリストならば、エディは再臨だったんだ。
まるで、誰もが可能だと思っていなかった、まったく新しいトリックの袋みたいなものだった。
彼がアンプを変えたりしたこともそうだ。演奏テクニックだけでなく、ピックアップ、トレモロ・バー、フロイド・ローズ、アンプ、アンプの設計方法、より高いゲインなど、つまり、彼は全体的にすべてを変えてしまったんだ。彼がタップなどをしたからというわけではないんだ。
ギターの作り方からアンプの作り方まで、彼はすべてを変えた。それに加えて、彼はまさに完全無欠の存在だった。
演奏や音色はもちろんのこと、彼のソングライティングはまさに驚異的で、素晴らしいものだった。彼が65歳になるまで一緒にいられたことは、本当に幸せなことだよ。
よく考えてみると、最初の2枚のアルバムの後、いや、1枚目のアルバムの後、もし彼が音楽から引退していたとしても、彼はすでにゲームを変えていんだ。
もし彼がハワード・ヒューズのように、二度とギターを手にすることなく立ち去っていたとしても、最初のアルバムだけで、“Eruption”をはじめとする彼のすべてが、すべてを変えてしまったんだ。
俺たちは彼と長い間一緒にいられたことを幸せに思っている。彼は本当に素晴らしい人で、心優しい人だった」