伝説のコンサートが、レストア(修復)リミックスされ驚愕のクォリティで甦る!ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド全盛期の史上最高峰のライヴ・パフォーマンスとも呼べる『ノー・ニュークス・コンサート1979 (The Legendary 1979 No Nukes Concerts)』が11月19日にリリースされることが決定した。本作は、1979年9月19〜23日、NYマディソン・スクエア・ガーデンで開催された、原子力の危険性を訴え反核を掲げるミュージシャンの団体「MUSE」(ミュージシャンズ・ユナイテッド・フォー・セーフ・エネルギー)のベネフィット・コンサート、通称“NO NUKES”でのブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの2回のパフォーマンス(9月21日、22日)から、ジャクソン・ブラウン&トム・ペティらと共演した「ステイ」など未発表10曲を含む、全13曲、約90分の演奏が音源と映像で初のコンプリート収録、「完全版」としてリリースされる。
このコンサートが行われたのは1978年発表『闇に吠える街』のツアーを終え、次回作『ザ・リバー』のレコーディング真っ最中の時期。当時のブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのライヴは3時間以上にも渡るマラソン・コンサートが恒例で“世界最高峰のロックンロール・ショー”とも呼ばれていたが「、『ノー・ニュークス・コンサート1979』はそのライヴの凄さを凝縮したような90分間のショーでハイライトの嵐ともいえる。当時まだ未発表だった「ザ・リバー」や「愛しのシェリー」、ライヴの定番「バッドランド」、「明日なき暴走」、「涙のサンダー・ロード」、さらにはバディ・ホリーの「レイヴ・オン」、ゲストにジャクソン・ブラウン、トム・ぺティ、ローズマリー・バトラーを迎えたモーリス・ウィリアムスの「ステイ」のカヴァー、そして寸劇も含めた彼等のライヴの真骨頂「デトロイト・メドレー」や“I’m Just a Prisoner of Rock ’n’ Roll(俺はロックンロールの囚人だ)”という有名な雄叫びをあげた「クォーター・トゥ・スリー」など、30歳の誕生日前夜、29歳のブルース・スプリングスティーンの若さ漲るエネルギッシュなパフォーマンス、Eストリートバンドとの“ロックンロール最高の瞬間”を追体験できる。
<収録曲> 1.Prove It All Night 暗闇へ突走れ 2.Badlands バッドランド 3.The Promised Land プロミスト・ランド 4.The River ザ・リバー 5.Sherry Darling 愛しのシェリー 6.Thunder Road 涙のサンダー・ロード 7.Jungleland ジャングルランド 8.Rosalita (Come Out Tonight) ロザリータ 9.Born To Run 明日なき暴走 10.Stay ステイ 11.Detroit Medley デトロイト・メドレー 12.Quarter To Three クォーター・トゥ・スリー 13.Rave On レイヴ・オン (2CD DISC1: 1〜7 / DISC2: 8〜13) (2LP Side A: 1〜4 / Side B: 5〜7 / Side C: 8〜10 / Side D: 11〜13)