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ロッド・スチュワート、最新作に収録されているT・レックス/マーク・ボランのトリビュート曲について語る

2021/11/13 19:52掲載
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Rod Stewart , Marc Bolan
Rod Stewart , Marc Bolan
ロッド・スチュワート(Rod Stewart)の最新アルバム『The Tears of Hercules(邦題:ヘラクレスの涙)』には、T・レックス(T.Rex)マーク・ボラン(Marc Bolan)のトリビュート・ソング「Born To Boogie (A Tribute To Marc Bolan)」が収録されています。ロッドは英The Sun紙のインタビューの中で、この曲とマーク・ボランについて語っています。

ロッドの曲「Born To Boogie」は、T・レックスの楽曲と同じ名前で、リンゴ・スターが監督したT・レックスの映画作品とも同名です。

「Jeepster」、「Get It On」、「Ride A White Swan」、「Telegram Sam」などを生み出したマークについて、ロッドは「名曲を作ったマスターとして尊敬していた」と語っています。

ロッドはマークについて「彼は身長5フィート4インチ(約1.62メートル)で、同世代であり、イーストエンド生まれてロックンロールのセンセーションを巻き起こした男だ」「彼がギターを弾くとき、彼はロックの神様、童顔のヤバいやつになっていたよ」

「この曲“Born To Boogie”は、まさにマーク・ボランのグルーヴを表現しているんだ。彼のファンクラブが気に入ってくれるといいんだけどね」

「初めて彼に会ったのは、フェイセズ(Faces)がT・レックスのサポートをしていた頃のウィーリー・フェスティバル(※1971年にイングランド東部のエセックスの小さな村の近くで開催されたロックフェスティバル)だった」。

ロッドは、ロンドンのキングス・ロードにあるブティック「Granny Takes A Trip」によく一緒に服を買いに行っていたことを思い出しています。

「そこで働いていたアメリカ人の男は、本当に優秀だったよ。彼はよくこう言った。“これは着なくていいよ。ミック (ジャガー) がすでに持っているから。これを試してみて”」

マークは、1977年に30歳の誕生日の2週間前に自動車事故で亡くなりました。

ロッドは「彼はとても優しかったよ。僕は彼のことが大好きだったし、彼の音楽も愛していた。彼が生きていたときに伝えておけばよかったと思うよ」と打ち明けています。

ロッドはなぜ、2021年にマークをテーマにした曲を作り、演奏することになったのでしょうか?

ロッドは「彼のことを考えるようになったのは、何かきっかけがあったからだろうね」「そんな中、この曲ができて、マーク・ボランと叫んだんだ」と話しています。

「Born To Boogie (A Tribute To Marc Bolan)」は以下で聴けます