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デヴィッド・バーン<アメリカン・ユートピア>から生まれたグラフィック・ブックの日本語版 詳細発表

2021/11/13 16:52掲載
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グラフィック・ブック『アメリカン・ユートピア』
グラフィック・ブック『アメリカン・ユートピア』
デヴィッド・バーン(David Byrne)によるブロードウェイ・ショー<アメリカン・ユートピア(原題:David Byrne’s American Utopia)>から生まれたグラフィック・ブック『アメリカン・ユートピア』の日本語版が河出書房新社から12月11日発売。詳細が発表されています。
■『アメリカン・ユートピア』
デイヴィッド・バーン (著), マイラ・カルマン (イラスト), ピーター・バラカン (翻訳)

<内容>
ミュージカル版がトニー賞〈特別賞〉を受賞し、スパイク・リー監督の映画版が大反響!
同名作品から生まれたデイヴィッド・バーンによるテキストに、
カイラ・カルマンがイラストをつけた最強コラボよるグラフィック・ブックが登場!

*日英二カ国語併記版

20021年に予定より遅れて公開の始まった映画『アメリカン・ユートピア』は、評判が評判を呼び、その公開規模の割には多くの熱い反響を得た。スパイク・リー監督によるこの映画の素材になったのは、同名のミュージカルだが、こちらも本国では評判を呼び、結果的にトニー賞〈特別賞〉を獲得、アメリカ本国でも9月から再上演が始まっている。

本書はこの作品から生まれたもので、映画冒頭に写し出される舞台の緞帳のイラストを描いたマイラ・カルマンとデイヴィッド・バーンによるコラボレーションは、絵と文章で構成された、つまりまったく違う表現形態で発表されたもう一つの『アメリカン・ユートピア』である。

今回は、原書の英語も残した日英併記=バイリンガル・ヴァージョンとして編集。
翻訳は映画の字幕担当を行なったピーター・バラカン(あとがきも)。

<著者について>
ディヴィッド・バーン(文)
NY在住のミュージシャン。トーキング・ヘッズのリーダーとして活躍後、ソロに。2018年に発表したアルバム『アメリカン・ユートピア』を基にしたミュージカルをブロードウェイで上演。これはスパイク・リーにより映画化された。
2021年、トニー賞〈作品賞〉を受賞。

マイラ・カルマン(絵)
ニューヨーク在住のイラストレーター。「NYタイムズ」や「ニューヨーカー」で人気を博し、さまざまな絵本を発表。『たいせつなきみ: 犬が教えてくれたこと』(吉田実香・訳)、『せかいでいちばんあたまのいいいぬ ピートがっこうへいく』(矢野顕子・訳)、同じくディヴィッド・バーンとのコラボ『STAY UP LATE おこしておきたい、おそくまで』(神宮 輝夫・訳)など日本でも多くの作品が翻訳されている。

ピーター・バラカン(訳)
ロンドン生まれ。1974年に来日。現在フリーのブロードキャスターとして活動、「バラカン・ビート」「ウィークエンド・サンシャイン」「ライフスタイル・ミュージアム」等を担当。『Taking Stock どうしても手放せない21世紀の愛聴盤』(駒草出版)、『ロックの英詞を読む〜世界を変える歌』(集英社インターナショナル)、『わが青春のサウンドトラック』(光文社文庫)をはじめ音楽や英語に関する著書も多い。