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「手数王」 ドラマーの菅沼孝三が死去

2021/11/09 10:52掲載
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菅沼孝三
菅沼孝三
国内外で活躍し、ジャズやロックなど幅広いジャンルで数多くのミュージシャンとの共演歴を持つ、「手数王」ことドラマーの菅沼孝三が死去。娘で、ドラマーのSATOKOが自身の公式サイトで明らかにしています。62歳でした。

以下、声明より

父 菅沼孝三 逝去のお知らせ
先日、ステージ4の癌による療養のため
活動休止を発表しました、父、菅沼孝三ですが、
昨日、令和3年11月8日に、
家族に囲まれ、大切に見守られながら、
笑顔で宇宙へと旅立っていきました。
本当は昨年の6月から既にステージ4の大腸がんで
余命宣告を受けていましたが、周りには告げずに、
懸命に闘病しながら、健康でも困難なペースで、
様々な音楽活動、ライブ活動を続けて参りました。
旅立つ1ヶ月前までステージに立ち、生徒を育て、
旅立つ数時間前までビートを刻んでいました。
ここに生前のご厚誼を深謝し、
謹んでお知らせ申し上げます。
尚、通夜・葬儀は下記の通り執り行います。
コロナ禍にあっての葬儀となりますので、
密による混乱を避けるため、
一般の方の参列はお通夜のみとさせて頂き、
通夜振る舞い等食事の儀は執り行いませんので、
予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
告別式は家族のみで執り行う予定です。

故 菅沼孝三 儀 葬儀告別式
通夜 令和3年11月11日(木) 19時より
場所 公益社たまプラーザ
〒225-0002 横浜市青葉区美しが丘2-21-4
TEL:045-904-3050
仏式 浄土真宗
質問ダイヤル 03-5491-7520(公益社本社)
(ご質問やお問い合わせは、恐れ入りますがこちらの番号にお願い致します)
献花専門ダイヤル 03-5491-3070(9:00~17:00)



菅沼孝三は大阪生まれ。8才でドラムを始める。15才でプロデビュー後、数多くのスタジオワーク、コンサートツアー、セッションに参加。また自己のドラムスクール「菅沼孝三ドラム道場」を全国6カ所にて主宰。ドラムや打楽器の教則本、DVDを多数リリースした。

高速連打、変拍子、トリックプレイを駆使した独自のプレイスタイルで「手数王」の異名をとる。

主な共演者はデヴィッド・ガリバルディ、ビリー・コブハム、デイヴ・ウエックル、ソニー・エモリー、スティーヴ・ジョーダン、ジェリー・ブラウン、サイモン・フィリップス、ベニー・グレヴ、トミー・アイゴ、ピーター・アースキン、ラス・ミラーほか。

手がけたアーティストのサポートは、CHAGE&ASKA、稲垣潤一、工藤静香、織田哲郎、LOUDNESS、TOSHI(X JAPAN)、ローリー寺西、谷村新司、GACKT、HIDEKI(元シャム・シェード)、LIV MOON、吉川晃司、acid black cherry、DREAMS COME TRUEほか多数。

ソロアルバムにはスコット・キンゼイ(トライバル・テック)、リンカーン・ゴーインズ、ボブ・マラック、ビリー・シーン、高崎晃、矢堀孝一、MASAKI、ジェレミー・クローク、青柳誠、永井敏己、道下和彦、トーマス・ラングらが参加した。