昭和40年生まれの男性向け年齢限定マガジン『昭和40年男』の最新号(VOL.70)の巻頭特集は「俺たちに火をつけた昭和ハードロック/ヘヴィメタル〜魂の導火線」。表紙はエディ・ヴァン・ヘイレン。クレタパブリッシングから11月11日発売
■『昭和40年男VOL.70』
<巻頭特集>
俺たちに火をつけた昭和ハードロック/ヘヴィメタル
魂の導火線
ある日のこと。ヤツは得意げな顔で教室にキッスの写真を持ち込んだ。兄貴の影響であることは間違いないのだが、ジュリーもドリフターズも霞むほどの黒船来襲だった。「ウチに来ればレコードで聴けるよ」との言葉に乗ったガキどもは、その放課後にメガトン級の爆弾を脳天に落とされたのだった。…と、俺たち世代の“ファーストハード体験”がキッスだったなんて声はよく聞く。「もうガキとは呼ばせないぜ」と勘違いが始まった頃、キッス以外にもハードロック/ヘヴィメタルを引っ提げたミュージシャンが次々と現れた。俺たちは来襲する黒船たちに震えながら、怒涛の攻撃を受け続けたのだ。そしてやがて、さほど多くの時間を要さずして、俺たちは右手を硬い拳にして突き上げ叫んだ。「子供騙しのポップスなんかもうまっぴらゴメン。ディスコもテクノもうんざりだ。俺たちの魂にもっともっと火をつけてくれ」メラメラと燃えたあの日を取り戻す、ハードでヘヴィな大特集をお届けしよう!!
■特集
俺たちに火をつけた昭和ハードロック/ヘヴィメタル
魂の導火線
・狂熱のHR/HM 特選PHOTOGRAPH
【PROLOGUE】
・メタル・ゴッド伊藤政則が語るHR/HM黄金時代
・今さら人に聞けないHR/HM用語の基礎知識
【第一章】 タメ年SPECIAL TALK
・古田新太から昭和40年男へのHR/HMのススメ
・マンガ家 髙橋ツトム
・ミュージシャン 和嶋慎治(人間椅子)
【第二章】 MUSICIANが見たSCENE
・70年代後期〜80年代のシーンを語る
マーティ・フリードマン×ROLLY 激硬対談
【第三章】 ET CETERA
・俺たちを熱くした! けど手に入れるのは大変だった…HR/HM FASHION
・いちばんの情報源は雑誌だったあの頃の音楽専門誌
・HR/HM名盤選 邦題と帯の深くて長い関係
・俺たちが目撃した伝説のライブ・イン・ジャパン
・時を忘れ、いつまでも眺めていた楽器屋はHR/HMの宝箱
・HR/HMタイムマシーン傑作MV劇場
【第四章】 SCENEを支えた男たち
・ウドー音楽事務所 副会長 高橋辰雄
・元・東芝EMIディレクター 森 俊一郎
・音楽雑誌『BURRN!』編集長 広瀬和生
・音楽番組『PURE ROCK』MC 和田 誠
【第五章】 ジャパニーズHR/HM概論
・日本のロックが辿ったもうひとつの歴史
・ジャパニーズハードロックのパイオニア
山本恭司が語る爆音哲学
・日本にヘヴィメタルを根づかさせた
高崎 晃が語る80代のラウドネス
【EPILOGUE】
・追悼一周忌・エディが教えてくれたギター奥義
野村義男、エディに捧ぐ
<ページサンプル>
特集 PROLOGUE
メタル・ゴッド伊藤政則が語るHR/HM黄金時代
“メタル・ゴッド”降臨! 本誌初のハードロック/ヘヴィメタル特集を企画するにおいて、この人の登場なしにはあり得ない。昭和40年男のヘヴィメタルキッズに長年にわたりロック魂を注入し、影響を与えてきた音楽評論家・伊藤政則。特集の前段としてのHR/HMの歴史と存在意義について話を聞いた。
【第一章】 タメ年SPECIAL TALK
古田新太から昭和40年男へのHR/HMのススメ
俳優・古田新太、本誌2号連続の登場である。前回はキャリアを紹介する内容のインタビューを掲載したが、今回は小学生でキッスの洗礼を受けて以来魅了され続けているHR/HMへの愛を、時間の許す限り語ってもらった。
【第二章】 MUSICIANが見たSCENE
マーティ・フリードマン×ROLLY 激硬対談
硬軟織り交ぜたコメントが好評で、さまざまなメディアで活躍するギタリストと言えば、マーティ・フリードマンとROLLY。1970年代後半から80年代にリスナー&ミュージシャンとしてHR/HMに入れ込んだ二人が、この時代のシーンを“激硬”対談!
【第三章】 ET CETERA
HR/HMタイムマシーン 傑作MV劇場
角川映画の「読んでから見るか、見てから読むか」ではないが、80年代の音楽界もまさに「聴いてから見るか、見てから聴くか」の時代に。『ベストヒットUSA』のタイムマシーンコーナーよろしく、当時テレビでよく流れていた代表的なMVを紹介します。
【第五章】 ジャパニーズHR/HM概論
ジャパニーズハードロックのパイオニア山本恭司が語る爆音哲学
1975年のオリコンによれば、年間シングルヒット1位は「昭和枯れすゝき/さくらと一郎」。そんな時代に結成したBOWWOWは極めて刺激的だった。山本恭司のギターサウンドはどこからきて、どこへ向かうのか。レジェンドの変遷を本人と共に振り返る。
【第五章】 ジャパニーズHR/HM概論
日本にヘヴィメタルを根づかせた高崎 晃が語る80年代のラウドネス
1981年、俺たちの前に海外ミュージシャンに劣らない本格的なHR/HMバンドが登場した。そうラウドネスだ。このバンドはいかに誕生し、日本だけでなく海外でもどのように大活躍をしたのか…。このバンドのギタリストの高崎 晃が熱く語る!
特集 EPILOGUE
追悼一周忌・野村義男、エディに捧ぐ
特集掉尾を飾るのは、気になる一個違いのよっちゃんこと野村義男の登場。俺たち世代を代表するギタリストに、2020年10月6日にこの世を去った、偉大なミュージシャンであり、ロック史における唯一無二の存在である伝説のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンの魅力を伺った。
■『昭和40年男VOL.70』
発売日:2021年11月11日(木)
定価:780円(税10%込)
<目次>
■特集
俺たちに火をつけた昭和ハードロック/ヘヴィメタル
魂の導火線
・狂熱のHR/HM 特選PHOTOGRAPH
【PROLOGUE】
・メタル・ゴッド伊藤政則が語るHR/HM黄金時代
・今さら人に聞けないHR/HM用語の基礎知識
【第一章】 タメ年SPECIAL TALK
・古田新太から昭和40年男へのHR/HMのススメ
・マンガ家 髙橋ツトム
・ミュージシャン 和嶋慎治(人間椅子)
【第二章】 MUSICIANが見たSCENE
・70年代後期〜80年代のシーンを語る
マーティ・フリードマン×ROLLY 激硬対談
【第三章】 ET CETERA
・俺たちを熱くした! けど手に入れるのは大変だった…HR/HM FASHION
・いちばんの情報源は雑誌だったあの頃の音楽専門誌
・HR/HM名盤選 邦題と帯の深くて長い関係
・俺たちが目撃した伝説のライブ・イン・ジャパン
・時を忘れ、いつまでも眺めていた楽器屋はHR/HMの宝箱
・HR/HMタイムマシーン傑作MV劇場
【第四章】 SCENEを支えた男たち
・ウドー音楽事務所 副会長 高橋辰雄
・元・東芝EMIディレクター 森 俊一郎
・音楽雑誌『BURRN!』編集長 広瀬和生
・音楽番組『PURE ROCK』MC 和田 誠
【第五章】 ジャパニーズHR/HM概論
・日本のロックが辿ったもうひとつの歴史
・ジャパニーズハードロックのパイオニア
山本恭司が語る爆音哲学
・日本にヘヴィメタルを根づかさせた
高崎 晃が語る80代のラウドネス
【EPILOGUE】
・追悼一周忌・エディが教えてくれたギター奥義
野村義男、エディに捧ぐ
■インタビュー
・荒海に生きるタメ年男。/ヘアメイクアップアーティスト 宮城 浩
・追憶のボール/中尾孝義
・ガツン! と一言。兄貴の説教/南こうせつ
・俺たちのアイドル/宮崎美子
■連載特集
夢、あふれていた俺たちの時代(昭和61年)
・昭和40年男的こころのベストテン
・1986年のヒットチャートを席巻した おニャン子クラブ
・サッカーW杯 メキシコ大会 世界がマラドーナに熱狂
・浦沢直樹『YAWARA! 』連載開始
・輪島大士、プロレス転向。全日本入り
・インクスティック芝浦ファクトリーオープン
・夏の甲子園 松山商準優勝
■昭和40年男のための健康講座
目の衰えは老眼だけではない!
視力を保つことができますか?
■新連載・錦織一清コラム
時のペン先が綴る物語
少年ニッキ
■連載
・悲惨な戦い「書き初めに燃えた青春! 」
・気まぐれ福田くん新聞「カブトガニの赤ちゃん」
・昭和40年の男/泉 麻人「シェー、ブレイクの頃 赤塚不二夫」
・ひと手間加えて、さらに美味しく! お料理寅さん
クリスマス直前スペシャル編「男の約束 ブイヤベース」~初めての就職の話~
・DJフクタケの 謎の円盤POP「ケンちゃんシリーズの7インチの世界」
・昭和政治は浪花節
「私は誰に向かって論争を挑めばよいのでありましょうか」 池田勇人
・昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所
チェリーのアイドルボム「大場久美子」
・みくに文具のプラモ棚「珍品! リアル妖怪自動車」
・安田謙一の西の国から吹くコラム Sangari★a「笑福亭仁鶴」
・昭和鉄道S40系「青函連絡船」