ビートルズやローリング・ストーンズを始めとする多くのミュージシャンたちと共演。「5人目のビートルズ」とも呼ばれたキーボード奏者の
ビリー・プレストン(Billy Preston)についてのドキュメンタリー映画が制作されています。タイトルはまだ未定。米サイトdeadlineが報じています。
製作はWhite Horse PicturesとHomegrown Pictures。監督を務めるのは、数々のエミー賞を受賞した監督/プロデューサー/脚本家であるパリス・バークレイ(『In Treatment』『Glee』『Sons of Anarchy』)。チェオ・ホダリ・コーカ(『Creed II』『Luke Cage』『Ray Donovan』)がバークレイと共に脚本を担当しています。
エグゼクティブ・プロデューサーにはジョージ・ハリスンの妻であるオリヴィア・ハリソンの名前もあります。プロデュースはHomegrown Picturesのステファニー・アレイン (Hustle & Flow, Dear White People)、White Horse PicturesのJeanne Elfant Festa (Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart)、Nigel Sinclair (Pavarotti, George Harrison: Living in the Material World)が努めます。
ステファニー・アレインは次のように述べています。
「ビリー・プレストンは、その天才的な才能で20世紀を代表するアーティストたちを高めた、音楽史において特異な存在です。このチームと一緒に仕事ができ、このサウンドトラックを使って彼の個人的な旅を探求し、最終的に彼に焦点を置くことができたことに感謝しています」
パリス・バークレイは次のように述べています。
「私たちが知っているビリー・プレストンは、比類のないミュージシャンだった。しかし、このドキュメンタリーで見られるビリーは、矛盾の塊のような人物でした。アフロの下や有名な笑顔の裏に隠された複雑な人物をより深く掘り下げることができて、とても興奮しています」
プレストンは、子供の頃に性的虐待を受けたことがあり、また1990年代には薬物乱用の問題を抱えていました。プレストンは2006年6月に亡くなっています。