スコーピオンズ(Scorpions)は新曲「Peacemaker」を公開。この曲は新スタジオ・アルバム『Rock Believer』に収録。この曲のミュージックビデオは日本時間11月5日(金)24時に公開されます。
この曲についてクラウス・マイネはこうコメントしています。
「最初に“Peacemaker peacemaker, Bury the undertaker”(ピースメーカー ピースメーカー 葬儀屋を埋めてしまえ)というフックが浮かんだ。これらの言葉を使って遊んでいたんだ。新型コロナウイルスや破壊的な戦争や無意味な犯罪によって多くの人が亡くなり続けている今、葬儀屋は働きすぎだと感じさせられる。パンデミック後の平和な世界では、平和主義者が支配する時が来る・・・そんなイメージが私に訴えてくるんだ」
ミュージックビデオ
アルバムは2022年2月25日発売。新曲リリースは2017年の『Born to Touch Your Feelings: Best of Rock Ballads』以来で、スタジオ・アルバムのリリースは2015年の『Return to Forever』以来7年ぶりです。通算19作目。
バンドはパンデミックの間、故郷であるドイツのハノーファーにあるペパーミント・パーク・スタジオで一緒に過ごし、新作の制作を行いました。
新作についてフロントマンの
クラウス・マイネ(Klaus Meine)は「このアルバムは、クラシックなスコーピオンズのDNAのスタイルで、(ルドルフ)シェンカー/マイネの楽曲を中心に書かれ、レコーディングされた。最初に俺たちを定義したものの本質に戻ったんだよ。このアルバムは、80年代にやっていたように、一つの部屋に集まって、バンドとしてライヴでレコーディングしたんだ。またファンのために演奏したいよ」と話しています。
マイネによると前作『Return To Forever』とは異なり、新作では「外部のライターはまったくいない」とのこと。
今作から元モーターヘッドのドラマー、
ミッキー・ディー(Mikkey Dee)が加わっています。
スコーピオンズは当初、プロデューサーのグレッグ・フィデルマン(SLIPKNOT、METALLICA)と共にロサンゼルスで新アルバムをレコーディングする予定でした。しかし、パンデミックの影響で、最初の作業はグレッグとのリモートで行われ、その後、スコーピオンズはエンジニアのハンス=マーティン・バフの助けを借りて、自分たちでレコーディングを行いました。
バンドは新アルバムのリリース後すぐにワールド・ツアーを開始することも発表しています。