ロバート・プラント＆アリソン・クラウス、バート・ヤンシュのカヴァー「It Don’t Bother Me」公開

ロバート・プラント（Robert Plant）とアリソン・クラウス（Alison Krauss）は、14年ぶりとなる新しいデュオ・アルバム『Raise the Roof』から、バート・ヤンシュ（Bert Jansch）のカヴァーである「It Don’t Bother Me」を公開



アルバムは海外で11月19日発売。リリース元はRounder。

デュオ・アルバムのリリースはヒットした2007年の『Raising Sand』以来。

新作はTボーン・バーネット（T-Bone Burnett）がプロデュース。ドラマーのジェイ・ベルローズ、ギタリストのマーク・リボー、デヴィッド・イダルゴ、ビル・フリーゼル、バディ・ミラー、ベーシストのデニス・クラウチ、ヴィクター・クラウス、ペダル・スティール・ギタリストのラス・ポールらが参加しています。

収録曲のほとんどが有名アーティストのあまり知られていない曲のカヴァー・ヴァージョンで構成されています。

アルバムからのファーストシングルは、1998年に発売されたルシンダ・ウィリアムズのアルバム『Car Wheels on a Gravel Road』のハイライトとして知られるランディ・ウィークスの「Can't Let Go」です。

そのほかにも、キャレキシコ、マール・ハガード、エヴァリー・ブラザーズ、アラン・トゥーサン、バート・ヤンシュなどの楽曲が収録されています。

また「High and Lonesome」は、ロバート・プラントがプロデューサーのバーネットと共同で作曲したオリジナル曲です。

2022年にはツアーが予定されています。

アリソン・クラウスは新作について「前に進んでいくものにしたかった。別のパーソナリティを音に注入したかったから他の人々にも制作に参加してもらって。それを再度スタジオに持ち込んで、（楽曲の）ハーモニーに新たな親密さを吹き込んだの」とコメントしています。

またロバートも「もし聴いてもらえたらみんなこうなると思うよ(笑)『おい、この曲を聴いてくれ、歌おうぜ！』って」「これはヴァケーションなんだ。まだ知る由もない、パーフェクトな場所に連れてくよ」と語っています。

以下は以前に公開された音源・映像

「Can’t Let Go」のリリックビデオ


「High and Lonesome」

■『Raise the Roof』

1. Quattro (World Drifts In)
2. The Price of Love
3. Go Your Way
4. Trouble With My Lover
5. Searching for My Love
6. Can’t Let Go
7. It Don’t Bother Me
8. You Led Me to the Wrong
9. Last Kind Words Blues
10. High and Lonesome
11. Going Where the Lonely Go
12. Somebody Was Watching Over Me