HOME > ニュース >

エルヴィス・コステロはアニメ『映像研には手を出すな!』のファン

2021/11/04 11:52掲載(Last Update:2021/11/06 00:41)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)はアニメ『映像研には手を出すな!』のファン。英ガーディアン紙のコラムで、最近影響を受けたメディア作品を紹介する中で、お気に入りのテレビ番組として『映像研には手を出すな!』を紹介しています。

以下、コステロの紹介文より

「3人の女の子たちが、自分たちのアニメ・クラブを守るために、学校の下らない官僚主義と交渉する姿を描いた日本のシリーズだ。それぞれの女の子は、スキルと社会的負担が両立している。一人目の女の子は、痛々しいほどの恥ずかしがり屋だが、素晴らしい想像力の持ち主である。二人目の女の子は、楽天的で、ティーンエイジャーのライフ・スタイル・モデルとして名声を得ている。三人目の女の子は、皮肉屋で不吉な存在だが、ビジネスの頭脳があり必要な策士である。それぞれのエピソードでは、異なるレイヤーのアニメーションが使用されており、彼女たちの創造物がページから実際の生活へと飛び出していく。このシリーズは全体として、絵コンテからサウンド・デザインまで、映像制作のあらゆる要素を学ぶことができる。また、とてもクールなテーマソングもある」

また映画では、ウッドストックと同じ69年にNYで開催された<ハーレム音楽祭>のドキュメンタリー『サマー・オブ・ソウル』を紹介しています。

「1969年、ウッドストックと同時期にハーレムで開催されたフェスティバルの様子を、50年に及ぶ地下室の保管庫から救出したドキュメンタリーだ。キャリアは過渡期だ。『Talking Book』を作る前のスティーヴィー・ワンダー、メインストリームでの評判を覆したフィフス・ディメンション、壊れやすく追放された王子様のようなデヴィッド・ラフィン、メイヴィス・ステイプルズにトーチではなくマイクを渡すマヘリア・ジャクソン、そして未来からの訪問者であるスライ&ザ・ファミリー・ストーン。 泥まみれの裸の肉体ではなく、田舎の農場でもない都会の公園で行われたこれらの出来事を、近所の子供たちが思い出しているのだ」