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ガンズのスラッシュ率いるバンド 新アルバム『4』制作中にメンバーほぼ全員が新型コロナに感染

2021/11/02 12:53掲載
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Slash ft. Myles Kennedy and the Conspirators
Slash ft. Myles Kennedy and the Conspirators
ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)スラッシュ(Slash)率いるバンド、スラッシュ・フィーチャリング・マイルス・ケネディ・アンド・ザ・コンスピレターズ(Slash ft. Myles Kennedy and the Conspirators)。スラッシュによると、2022年2月に発売する新アルバム『4』を制作している間、スラッシュを含めてメンバーほぼ全員が新型コロナウイルスに感染したという。

スラッシュはドイツのRadio Regenbogenに次のように語っています。

「このアルバムで一番面白かったのは新型コロナウイルスの話だよ。俺らは安全のためにツアーバスで(レコーディング・スタジオがある)ナッシュビルに行ったんだ。飛行機には乗らなかったんだよ。その後、全曲をレコーディングして、オーバーダブをしようとしていたスタジオでマイルス(ケネディ)から電話がかかってきて、“俺、陽性反応が出たよ”と言われた。その後、他の2人にも陽性反応が出て、全員が隔離されることになったんだ。パーカッションとバック・ヴォーカル(のレコーディング)がまだ残っていたので、ちょっと停滞してしまったんだ。

なので、あるだけのものを先にミックスすることにした。たくさんあったしね。それから、全員が隔離されていたゲストハウスでバック・ヴォーカルを録音した。その後、彼らが元気になったんだけど、今後は俺に陽性反応が出た。だから隔離しなければならなくなったんだけど、でも、俺はワクチンを接種したばかりだったので、数日間の隔離で済んだよ。その後、俺はパーカッションをやって、レコードのミックスを終えて家に帰ったんだ。このアルバムの面白いところは、全員が新型コロナウイルスの体験をしなければならなかったことだね」



新アルバム『4』は2022年2月11日発売。リリース元はギブソンが新たに立ち上げたGibson Records。スラッシュはGibson Recordsの最初の契約アーティストです。

スタジオ・アルバムのリリースは2018年の『Living the Dream』以来。

スラッシュとバンドは米テネシー州ナッシュビルに行き、歴史的なRCA Studio Aで、プロデューサーのデイヴ・コブ(Chris Stapleton, John Prine, Jason Isbell, Brandi Carlile)と共に新作をレコーディングしました。バンドは、ギター・ソロやヴォーカルを含む楽曲をスタジオでライヴ・レコーディングしたいと希望し、彼らにとって初めての試みを行っています。

スラッシュは新作について語るSNSで公開されたビデオの中で、「ギター、ベース、ドラムのすべてを同時に生演奏し、それらのトラックをすべて録音した初めての作品で、ヴォーカルもライヴで行った」と言い、ヴォーカルのケネディは「僕から見れば、この作品はほとんどライヴ・アルバムだよ。人生のある時点での自分の姿を記録し、それを本物の方法で表現しようとしているんだ」と付け加えています。

以下は以前に公開された映像

「The River Is Rising」のミュージックビデオ
■Slash ft. Myles Kennedy and the Conspirators:

Slash (guitar), Myles Kennedy (vocals), Brent Fitz (drums), Todd Kerns (bass, vocals) and Frank Sidoris (guitar, vocals).

■『4』

"The River Is Rising"
"Whatever Gets You By"
"C'est la vie"
"The Path Less Followed"
"Actions Speak Louder Than Words"
"Spirit Love"
"Fill My World"
"April Fool"
"Call Off the Dogs"
"Fall Back to Earth"