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トッド・ラングレン ロックの殿堂入りを果たすが式典は欠席 トッドを紹介したのはパティ・スミス

2021/10/31 19:15掲載(Last Update:2021/10/31 20:13)
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Patti Smith, Todd Rundgren
Patti Smith, Todd Rundgren
トッド・ラングレン(Todd Rundgren)はロックの殿堂入りを果たしましたが、彼はツアー中のため式典には出席しませんでした。トッドは以前からロックの殿堂について批判していました。式典でトッドを紹介したのはパティ・スミス(Patti Smith)でした。

パティはビデオでの出演でこう話しています。

「トッドと私は、20代前半に出会いました。二人ともフィラデルフィアの出身です」「トッドは22歳のときにはすでに立派になっていて、ベアーズビル・スタジオの主任エンジニアでした。彼がザ・バンドと一緒に『Stage Fright』を制作しているとき、私はスタジオに同席させてもらったことがありました」

パティ・スミス・グループの1979年アルバム『Wave』はトッドによるプロデュースでした。パティは「彼は、新しいテクノロジーを前にしても平然としていた。彼はバンドに“もし君が何をしたいのか分かっているなら、僕が手伝うよ。もし君が何をしたいかわかっていないなら、僕が君のためにやってあげよう”と言っていました」

パティは、スタジオでの唯一のルールが「大人はお断り」だったことを覚えています。「彼は常に好奇心旺盛で、若々しく、反抗的です。彼は私たちにとって錬金術師であり、魔法使いであり、真のスターです」とアルバム『A Wizard, a True Star』にちなんだ発言もありました。