ABBA, photo by Baillie Walsh
ABBAは11月にカムバック・アルバム『Voyage』をリリースしますが、これは完全な再結成の始まりではなく、バンドとしての最後の新作になるそうで、メンバーのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースは「これで終わりだよ」と英ガーディアン紙のインタビューの中で語っています。
ABBAは11月にカムバック・アルバム『Voyage』をリリースし、2022年にはロンドンでアニメーションのアバターを使った画期的なショーを行う予定です。
しかし、グループのソングライティング・デュオは、これは完全な再結成の始まりではなく、彼らとバンドメンバーのアグネタ・フォルツコッグとアンニ=フリッド・リングスタッドが再び一緒にレコーディングすることはないと話しています。
アンダーソンはガーディアン紙のインタビューの中で次のように語っています。
「これで終わりだよ。そうでなくてはならないんだ」
ABBAは1982年に一旦解散しましたが、正式に解散を発表することはありませんでした。しかし、ABBAにとって今回は決定的な終わりになるだろうとアンダーソンは語っています。
「1982年の時点では“これで終わりだ”とは言っていないんだよ。ABBAは二度と起こらないと自分で言ったことはない。でも、今だからこそ言えることがある。“これで終わり
”」
ウルヴァースもこれに同意してうなずき、「うんうん」と言っています。
グループ内に問題があるのではないと言い、プレッシャーを感じることなく、グループは再び一緒にレコーディングすることを心から楽しんだと主張しています。
「何かできるかどうか試してみるのは、本当に楽しかった。自分たちのやったことが自分たちの望む水準に達していなければ、そのことは忘れてしまおうということを、誰もが完全に認識していたと思う。その点ではプレッシャーはなかったよ」