モトリー・クルー(Mötley Crüe)のベーシストである
ニッキー・シックス(Nikki Sixx)は「音楽レッスンにハマった」そうで、ギターやヴォーカル、そしてベースのレッスンを受けたという。その結果、長年ピックを使っていたシックスは、初めてベースを指で弾くようになったと、最近のインタビューで話しています。
シックスは「My Mom's Basement With Robbie Fox」のビデオインタビューの中でこう話しています。
「パンデミックの前に、俺はこのレッスンというものにハマったんだ。
オンラインでギターのレッスンを受け始めたんだ。ただギターを弾いているだけだし、ギターで曲を作ることはできるけど、根音(※和音の基礎となる音)から書くのが好きだということ以外、この楽器のことはよく知らないんだ。
オンラインでギターのレッスンを受け始めて、最終的には直接会ってレレッスンを受けるようになった。ベースもオンラインでレッスンを受け始め、最終的には直接会ってレッスンを受けたんだ。今回、指を使って演奏することを自分に課したんだ。『The Dirt』のサウンドトラックでは、すべての曲を指で演奏したんだけど、これは初めてのことだった。俺はアグレッシブなピック弾きなので、オーディオの調整も必要だったよ」
この話題が出たのは、バッキング・ヴォーカルを担当することが多い彼が、Sixx: A.M.を含む自分のグループでリード・ヴォーカルを担当しない理由を聞かれたときに出てきました。
このインタビューで、シックスが最近ヴォーカル・レッスンを受けていたこと、そしてリード・ヴォーカルを歌うことを一時的に考えていたことが明らかにされています。
「ついでにヴォーカル・レッスンも受けてみようかな?とね。バッキング・シンガーとしての腕も上がるし、曲を作るときにも、実際のシンガーなどに説明しやすくなるだろうしね。自分の音域の広さに驚いたよ。少し低めの音域で、俺はどちらかというとファルセット的な歌い方が好きなんだよ。
レッスンを受けた結果、俺は(リードシンガーとして)十分な年数を経ていないということに気がついたんだ。自分の声をコントロールすることもできないしね。俺は今持っている声で1億枚以上のレコードを売ることができたみたいだし、何となく(リード・ヴォーカルを歌うことを)やめにしたんだ。どうせパンデミックで消えてしまっていただろうけどね」