作編曲家の川口真が死去　『ウルトラマンタロウ』主題歌、「人形の家」、「カール」CM曲他

『ウルトラマンタロウ』の主題歌、弘田三枝子「人形の家」、西郷輝彦「真夏のあらし」、尾崎紀世彦「さよならをもう1度」、明治「カール」のCMソングなどの作曲を手がけ、また山口百恵「いい日旅立ち」、テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」、ザ・ドリフターズ「ドリフのズンドコ節」などの編曲も手がけた、作曲家／編曲家の川口真（本名・川口真弘）が10月20日、敗血症のため死去。83歳でした。

川口真は兵庫県神戸市に生まれ。東京芸大在学中に、作曲家いずみたくのアシスタントを務め、編曲などの仕事を始めた。本格的な作曲家デビュー作は弘田三枝子の「人形の家」（1969年）。

作曲の代表作は、弘田三枝子「人形の家」、由紀さおり「手紙」、布施明「積木の部屋」、西郷輝彦「真夏のあらし」、尾崎紀世彦「さよならをもう1度」、新沼謙治「嫁に来ないか」、金井克子「他人の関係」、夏木マリ「絹の靴下」、『ウルトラマンタロウ』主題歌、明治「カール」のCMソングなど。

編曲家としては山口百恵「いい日旅立ち」、テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」、ザ・ドリフターズ「ドリフのズンドコ節」など数多くのヒット曲を手がけた。ベンチャーズが作った曲に、日本語の歌詞をのせた「雨の御堂筋」などの「ベンチャーズ歌謡」のアレンジも手がけた。

日本作曲家協会の理事長も務めた。