ニルヴァーナ(Nirvana)のアルバム『Nevermind』のジャケット・カヴァーで赤ちゃんモデルを務めた成人男性スペンサー・エルデンがニルヴァーナなどを相手に起こした訴訟について、
デイヴ・グロール(Dave Grohl)は新たにコメントしています。
デイヴは、訴訟に名を連ねているため、この問題に関する自分の考えについて多くを語ることはできないと認めていますが、Vultureとの新しいインタビューの中で、スペンサーの行動に同意しているかどうかを明らかにしています。
「あまり時間をかけて考えたことがないので、何とも言えない。多くの人と同じように、僕も同意できないと感じているよ。それが僕の言いたいことだ」
スペンサーが大人になってから何度もその写真を再現していることをインタビュアーが指摘すると、デイヴはこう答えています。
「いいかい、彼は『Nevermind』のタトゥーを入れているんだ。俺はしてないけどね」
スペンサーは、ニルヴァーナなどを相手に起こした訴訟の中で、「故意に商業用児童ポルノを制作し、所持し、広告した」と主張しています。訴訟の結果はまだ出ていませんが、彼は「今後発売されるすべてのアルバムカヴァー」から自分の性器を削除することを要求しています。(詳しくは
こちら)
デイヴは以前、英サンデー・タイムズ紙のインタビューの中で「あのカヴァーをどう変えるべきか、いろいろなアイデアがあるけど、さあ、どうだろうね。報告するよ。きっといいものができると思うよ」と話しています。
また訴訟そのものについては、あまり考えていないとデイヴは話しています。「そんなことにとらわれているよりも、もっと楽しみや人生の醍醐味があると思うんだ。幸いなことに、俺は事務処理をする必要がないからね」