Mike Rutherford (Image credit: Roberto Ricciuti/Redferns)
ジェネシス(Genesis)のギタリストである
マイク・ラザフォード(Mike Rutherford)は、ジェネシスのリユニオン・ツアーで約1万5千円のギターを弾いているという。フェンダー社のブランドの一つであるスクワイアの初心者や中級者向けのストラト「Squier Bullet Stratocaster」を気に入って使用していることを、彼のギターテックが明らかにしています。
ラザフォードのギターテックであるスティーヴ・プライヤーによると、ラザフォードは南アフリカのロックダウン中に「Squier Bullet Stratocaster」を発見し、その性能に感銘を受けて、ツアー中の機材に数本追加したという。
スティーヴはGuitar Playerのインタビューの中で、こう話しています。
「Squier Bullet Stratocasterは、今のところ彼のお気に入りなんだ。本当だよ。イギリスのニューカッスルのギターのクリアランス・コーナーで安く手に入れたもので、他にもいくつか買ったんだ。
それぞれ100ポンド(約1万5千円)くらいだったよ。この金額では信じられないくらい良いギターだよ。
彼のお気に入りは珍しい色で、Sonic Greyという限定版なんだ。このSquier Bullet Stratsは、インドネシアから南アフリカに輸入されたものなんだ。
マイクが(南アフリカの)ケープタウンのショップでこのギターを買ったのは、黒のクラプトン・ストラトを持っていくのを忘れたからなんだ。彼は2本購入したよ(もう1本のBullet StratはArctic White)。
マイクはケープタウンの自宅でブラックスターの3ワットアンプに接続して、ノートパソコンに合わせてジェネシスの曲を覚え直しているうちに、マイクはこのギターに夢中になったんだ。
ケープタウンから出ることができなかったので、最初のロックダウンの間、ほとんど彼はそこにいた。彼はそこで足止めされたけど、そのあと、彼はこのギターがとても気に入ったと言って戻ってきた。
超軽量で、バルサウッドのような感じがするんだ。でも、ツアーでの信頼性を高めるために、ブリッジとサドルを交換して、Gotohのチューナーを付けたんだ。
マイクはこのピックアップの音を気に入っているけど、このギターの2本にはフェンダーのノイズレス・ブリッジ・ピックアップを付けているよ。これは、ステージに設置された70フィートの巨大な液晶スクリーンとのやり取りに備えてものなんだ。
彼はSonic Greyのギターを手放せなくなっていて、毎日弾きたいと思っているし、ジェネシスのセットの中では“No Son of Mine”や“Mama”などの大曲にも使っているよ」