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4歳の男の子が「自分のおもちゃを見てほしい」と警察に緊急通報 警察官が自宅に駆け付け「クールなおもちゃ」を確認

2021/10/21 12:48掲載
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NZ police answer 4-year-old’s call, confirm toys are cool
NZ police answer 4-year-old’s call, confirm toys are cool
ニュージーランドの4歳の男の子が「自分のおもちゃを見てほしい」と警察に緊急通報。警察は即座に行動を起こし、警察官が自宅に駆け付け、男の子が勧める「クールなおもちゃ」を確認しています。

ニュージーランドの警察は今週、パトカーのボンネットに座る笑顔の男の子の写真とともに、通報の音声をソーシャルメディアで公開しました。警察は「子どもがおもちゃを見せるために緊急通報することは奨励しませんが、あまりに可愛かったので共有せずにはいられませんでした」とも投稿しています。

111番の緊急通報の会話は「こちらは警察です、緊急事態はどこですか?」と尋ねるオペレーターから始まります。

男の子がためらいがちに「こんにちは」と言ってから「おまわりさん?」と言うと、オペレーターは「はい」と言った後、親しみやすい歌声に切り替えて「どうしたの?」と尋ねます。「あの、お話してもいい?」と男の子が尋ね、「いいわよ」と言われた男の子は「見てもらいたいおもちゃがあるの」と言います。「おもちゃを用意してくれたの?」と聞き返したオペレーターに、男の子は「うん、見に来て」と訴えます。

その後、大人の男性が電話に出て、オペレーターは緊急事態は起きていないことを確認。男性によると、4歳の男の子は母親が病気の間、手伝いをしていたという。

その後、警察は「警察に自分のおもちゃを見せたがっている4歳の子供がいる」と出動要請を出し、対応できる警官がこの住所の近くにいるかどうか尋ねると、すぐに1人の警官が「近くにいます。私が対応します」と応じます。

対応したカート巡査は、南島の都市インバーカーギルにある少年の家で、数々のおもちゃを見せてもらいました。またカート巡査は男の子をパトカーに案内して、ライトを点灯させて見せています。カート巡査は「彼はクールなおもちゃを持っていました」と報告し、またニュージーランドの緊急電話番号(111)の正しい使い方についての話をすることができたとも報告しています。

以下は緊急通報の音声