飯島 敏宏 自伝エッセイ「バルタン星人を知っていますか?: ~テレビの青春、駆け出し日記~」
『ウルトラマン』『金曜日の妻たちへ』など、昭和の名作ドラマの演出やプロデュースで知られる、TBSテレビ元社員でプロデューサー、脚本家、監督の飯島敏宏が10月17日、誤嚥性肺炎のため横浜市内の病院で死去。TBSが発表しています。89歳でした。
飯島敏宏は1932年東京生まれ。慶応義塾大学文学部英文科卒業後、KRT(現在のTBS)に入社。演出部に所属する。1963年、円谷英二率いる円谷特技プロダクションに映画部所属の監督として出向、『ウルトラQ』の監督を担当する。『ウルトラマン』(66年)や『ウルトラセブン』(67年)などのウルトラシリーズ、『怪奇大作戦』(68年)などの脚本と監督を務める。バルタン星人の名前を考案したことでも知られる。
70年、木下恵介プロダクションへ出向。80年代には「金妻」ブームを起こしたドラマ『金曜日の妻たちへ』のプロデューサーを務めた。