エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の伝説的なTCBバンドのメンバーであり、セッション・ミュージシャンとしても活躍したドラマーの
ロニー・タット(ロン・タット/Ronnie Tutt)が死去。妻のドナや息子によると、10月16日に米テネシー州フランクリンの自宅で家族に見守られながら亡くなっています。死因は明らかにされていませんが、妻のドナによると、タットは「自然死」であり、長年にわたって心臓病を患っていたそうです。83歳でした。
テキサス州ダラス出身のタットは、1969年にエルヴィスのラスベガス公演のオープニングで、エルヴィスのバックを務めるTCBバンドに参加。1977年にエルヴィスが亡くなるまで一緒に仕事をし、その後もTCBのメンバーと一緒に演奏しました。
彼はまた、ジェリー・ガルシア・バンドや、ニール・ダイアモンドのツアーでも活躍。このほか、ジョニー・キャッシュ、ケニー・ロジャース、グレン・キャンベル、ロイ・オービソン、マイケル・マクドナルドなど、数多くの著名なアーティストと共演しました。
また、セッション・ミュージシャンとしても活躍。彼のドラムは、ビリー・ジョエルの「Piano Man」、グラム・パーソンズの「GP and Grievous Angel」、エルヴィス・コステロの「King of America」などで聴くことができます