ノルウェー生まれで、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点にするシンガーソングライターの
ソンドレ・ラルケ(Sondre Lerche)。新曲「Dead of the Night」を公開。
彼は新型コロナウイルスのパンデミックが起きたとき、「(アメリカにいるよりも)故郷のノルウェーはより安全で予測可能な国だと感じた」そうで、現在、ノルウェーのベルゲンに帰郷しています。
新曲はロックダウン中に書かれたという10分の大曲。この曲について彼は、長いエッセイを書いていています。以下はその抜粋。
「この新曲は、これまでに出会ったどの曲とも違う獣のようなもので、曲はどんどん成長していき、30年近く曲作りに取り組んできた中で初めて、終わらないかもしれない曲を書いているような感覚になりました。この曲の範囲と視点はどんどん広がっていきました。これまでにできなかったほど遠くまでズームして世界を分解し、ゆっくりとズームインしていきました。古いノワール映画のように、他の人々の同じように強烈で平凡な生活の無数の中に、主人公自身と彼が望む対象を見つけるのです」