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科学教育者が考案する「歯を使ってレコードを聴く方法」が話題に

2021/10/09 19:48掲載
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Tooth Phonograph
Tooth Phonograph
科学教育者が考案する「歯を使ってレコードを聴く方法」が話題に。科学教育者のSam Haynorは、先端に針をつけた串を噛み、その針をレコードの溝に通すことで、振動が歯や顎に伝わり、頭の中で音が響くという「歯蓄音機(Tooth Phonograph)」を考案しています。

彼はこの「歯蓄音機」についてこう説明しています。

「歯はもう噛むためだけのものではありません。今や、臼歯でマイルス・デイヴィスを、犬歯でザ・キュアーを聴くことができます。わずかな道具で、レコードの物理的な溝を利用して、顎を振動させ、音楽を演奏し、頭の中で共鳴させることができるのです。レコード店と歯科がこれほど密接に結びついたことはありません。ぜひ、試してみてください。驚きの連続です」

詳しい作り方については「The Oakland Toy Lab」で紹介されています。

彼はアドバイスとして「串の先に針をテープで固定する際、テープをしっかり貼れば貼るほど、クリアな音が得られるよ」「耳栓をしてね」「両手で耳を塞ぎ、友人にレコードを回してもらうと、より良い音が得られるよ」「スティックの上に手を置かないようにしてね、振動が伝わらなくなるよ」「音楽が聴こえない場合は、溝に入るような細い針を試してみてね」と伝えています。

以下は実際に試している様子の動画



詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.instructables.com/Tooth-Phonograph/