ZZトップ(ZZ Top)の
ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons / Billy F Gibbons)は
デペッシュ・モード(Depeche Mode)好き。ZZトップに与えた影響について、英国の雑誌『Rock Candy』最新号(28号)のインタビューの中で語っています。
「ブルースをベースにしたロックンブーギーバンドであるZZトップが英国での活動に結びつくことができたのは、エレクトロニック・ミュージック・シーンのリーダーであるデペッシュ・モードとの思いがけない協力関係があったことが大きいんだ」「その助け合いについては、長い間、秘密にされていた」
ギボンズはこの2つのバンドは本当に絆があったと主張し、またギボンズは、デペッシュ・モードの音楽がZZトップの音楽に少なくとも潜在意識の中で影響を与えたと主張しています。
「俺らのファンは、自分たちとはまったく違うバンドと付き合うなんて、まったく馬鹿げていると思っただろうね。でも、俺らはそうした。デペッシュ・モードの音の使い方やバンドの作曲スタイルは、とても魅力的だったんだ。全く異なるものが世界中で人気を博しているのを見るのは素晴らしいことだよ」
ギボンズは2018年に「自分の人生を変えた10枚のレコード」を選出した際、デペッシュ・モード『Some Great Reward』も選んでいました。
ギボンズは当時、デペッシュ・モードについて次のように語っています。
「“Master and Servant”や“People is People”が収録されている。殺伐とした世界観とシンクロを融合させ、素晴らしいポップミュージックに仕上げていることにいつも感心させられるよ。錬金術だよ!」
ギボンズは、デペッシュ・モードの2013年アルバム『Delta Machine』に収録されている「Soothe My Soul」のリミックスを手がけたことがあります。このリミックスはシングルにBサイドとして収録されています。以下で聴けます。