スコーピオンズ(Scorpions)は通算19作目のスタジオ・アルバム『Rock Believer』を2022年2月11日発売。このアルバムからのファーストシングル「Peacemaker」は、2021年10月21日にリリースされます。
新曲リリースは2017年の『Born to Touch Your Feelings: Best of Rock Ballads』以来で、スタジオ・アルバムのリリースは2015年の『Return to Forever』以来7年ぶりです。
バンドはパンデミックの間、故郷であるドイツのハノーファーにあるペパーミント・パーク・スタジオで一緒に過ごし、新作の制作を行いました。
新作についてフロントマンの
クラウス・マイネ(Klaus Meine)は「このアルバムは、クラシックなスコーピオンズのDNAのスタイルで、(ルドルフ)シェンカー/マイネの楽曲を中心に書かれ、レコーディングされた。最初に俺たちを定義したものの本質に戻ったんだよ。このアルバムは、80年代にやっていたように、一つの部屋に集まって、バンドとしてライヴでレコーディングしたんだ。またファンのために演奏したいよ」と話しています。
マイネによると前作『Return To Forever』とは異なり、新作では「外部のライターはまったくいない」とのこと。
今作から元モーターヘッドのドラマー、
ミッキー・ディー(Mikkey Dee)が加わっています。
スコーピオンズは当初、プロデューサーのグレッグ・フィデルマン(SLIPKNOT、METALLICA)と共にロサンゼルスで新アルバムをレコーディングする予定でした。しかし、パンデミックの影響で、最初の作業はグレッグとのリモートで行われ、その後、スコーピオンズはエンジニアのハンス=マーティン・バフの助けを借りて、自分たちでレコーディングを行いました。
バンドは新アルバムのリリース後すぐにワールド・ツアーを開始することも発表しています。