GWAR (photo by Amy Harris, Dave Grohl (photo by Philip Cosores)
フー・ファイターズ(Foo Fighters)の
デイヴ・グロール(Dave Grohl)は、
ニルヴァーナ(Nirvana)に加入する前に、特撮系モンスターメタルバンドの
GWARへの参加を検討していたという。10代の頃、GWARのドラマー候補に挙がっていたと、米ローリング・ストーン誌のインタビューの中で語っています。
デイヴによると、GWAR参加のチャンスが訪れたのは、彼がまだD.C.エリアに住む10代のドラマーだった頃。
デイヴはこう話しています。
「GWARがドラマーを探していたんだ。それで、彼らのギタリストであるデューイ(ローウェル、別名“Flattus Maximus”)に相談したんだ。すると彼は“いいね、しかも自分でコスチュームをデザインできるんだ”と言ってくれたんだ。ドラマーとしては、顔を完全に覆うようなものは欲しくない。腕は自由にしたい。だから俺はクールだと思ったんだ。それで、何となく描いてみたんだ。当時のGWARは、700人くらいの観客を集めるバンドだったよね? これはすごいことだよ」
しかし、デイヴは結局、心変わりしてしまいます。「でも、考えれば考えるほど、偽物の血や精液が飛び散っているなか、本当に叔父を招待して演奏を見てもらうことができるのだろうか?と思ったんだ」と彼は振り返っています。
GWARの元ベーシストで現シンガーのマイク・ビショップはデイヴの話を認め、当時ライヴのブッキングをしていて、デイヴの演奏も観ていたデューイからの提案で、GWARへの参加について話を始めたと述べています。が、ビショップの分身であるキャラクターの「The Berserker Blothar」は、この出来事について独自の見解を持っており、「グロールはこれを間違って覚えている。彼は他の若いパンクスたちと一緒に、べらべらしゃべりながらうろついていたんだ。歯を失う前のことだ。我々は彼を雇ったが、すぐに解雇したんだ。彼がバンドにいた時間は7分半くらいだ。彼は我々の足手まといだった」とツイートしています。