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ジャズ・オルガンのレジェンド、ドクター・ロニー・スミスが死去

2021/09/29 11:37掲載
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Dr. Lonnie Smith
Dr. Lonnie Smith
ジャズ・オルガンのレジェンド、ドクター・ロニー・スミス(Dr. Lonnie Smith)が死去。所属するブルーノート・レコードがSNSで訃報を伝えています。79歳でした。

以下、ブルーノート・レコードの声明より

「ハモンドB3オルガンの伝説的存在であるドクター・ロニー・スミスが、本日(9月28日)79歳で逝去されたことを謹んでお知らせいたします。ドクターは、地球上で最もファンキーで独創的なオルガン奏者の一人であり、私たちはこの素晴らしい人物の喜びに満ちた音楽を世界中のファンに届けることができたことを誇りに思っています」



ドクター・ロニー・スミスは、50年以上にわたってハモンドB-3オルガン奏者として活躍し、これまで70枚以上のアルバム収録に参加。ジャズに留まらず、ブルース、R&Bなどジャンルを超えて幅広く活動した。

ドクター・ロニー・スミスは、ニューヨーク州バッファロー生まれ。母親の影響で幼い頃からゴスペル、ブルース、ジャズに親しみ、50年代後半に毎日のように訪れていた地元の楽器店の店主の紹介で、オルガンを演奏し始める。

1966年にコロンビア・レコードから初めてのリーダー作『Finger Lickin’ Good』をリリースし、それがきっかけとなり、ジャズ・サクソフォン奏者のルー・ドナルドソンにスカウトされ、ブルーノートに移籍。ミリオンセラーとなる『アリゲイター・ブーガルー』を含む多くのレコーディングに参加。70年代に一度ブルーノートを離れるも、様々なレコーディングに参加し、チャートにも多数登場した。