Brian Wilson - CREDIT: BARB BIALKOWSKI / COURTESY BRENT WILSON
ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)の新しいドキュメンタリー映画『Brian Wilson: Long Promised Road』。6月のトライベッカ映画祭でワールド・プレミア上映されたこの映画の米国公開が11月に決定。サイトDeadlineによると、米国ではScreen Media社による配給で、11月に劇場およびビデオ・オン・デマンドでリリースされます。
また同サイトによると、ブライアンは、この映画のためにジム・ジェイムズと共にオリジナル曲「Right Where I Belong」を書いてレコーディングしています。映画製作者たちは、この曲が最終的に彼のオスカーノミネートにつながることを期待しているという。
この映画の中心となるのは、米ローリングストーン誌のベテラン編集者で過去に何度もブライアンにインタビューしているジェイソン・ファインと、ブライアンのロング・ドライブ。2人は、ブライアンの人生とキャリアを形成した多くの場所などに立ち寄り、ブライアンはリラックスした中で自身の人生や考えなどを語っています。映画はブライアンの新たな一面を、ロードトリップの手法を用いて紹介しています。
この映画のために、2人は70時間以上の撮影を行い、さらに未公開の貴重なホームビデオーやアーカイブ映像、写真、コンサート、スタジオ、インタビュー映像なども収録されています。
監督のブレント・ウィルソンはもともと、通常のインタビューを軸に映画作りを試みたものの、うまくいかなかったという。ブレントは「彼はインタビューされることが嫌いだった。そして彼はすでに何百万回も質問に答えている。互いとって苦痛の20分だった」と言い、「これでは映画はできない」と考えた結果、ブレントはミュージシャンとインタビュアーがロサンゼルスの周りをドライブしながら会話するという記事を思い出し、ブライアンのマネージャーに企画を提案。マネージャーから、ブライアンと良好な関係を築いているジェイソン・ファインを勧められ、この映画の企画が本格的に動きだします。
映画では
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)、
エルトン・ジョン(Elton John)、
ジム・ジェイムズ(Jim James)、フー・ファイターズの
テイラー・ホーキンス(Taylor Hawkins)、ニック・ジョナス、
ジェイコブ・ディラン(Jakob Dylan)、アル・ジャーディン、ドン・ウォズらもインタビューに答えています。
映画の製作総指揮は、ブライアン・ウィルソン、メリンダ・ウィルソン、ジェイソン・ファインが務め、ジーン・シーバースが共同プロデューサーを務めます。
以下は以前に公開された映像
本編クリップ映像