R・ケリー　未成年者への性的虐待などの罪で有罪に

未成年者への性的虐待などの罪に問われていたR・ケリー（54歳）に対して、米ニューヨーク・ブルックリンの連邦地裁の陪審は9月27日、有罪の評決を下しています。ニューヨーク・タイムズ紙などが報じています。

量刑は2022年5月4日に言い渡されますが、ケリーは数十年の懲役刑を受ける可能性があります。

同紙などによると、連邦地裁の陪審は、未成年の少女への性的搾取、誘拐、虐待など、9件の罪状全てに対して有罪判決を下しています。R・ケリーはすべての容疑に対して無罪を主張しており、控訴の方針だという。

ケリーは、これまで何十年にもわたって性犯罪の疑いをかけられてきましたが、今回初めて刑事責任を問われることになります。彼は2008年に児童ポルノ容疑で無罪判決を受けています。

ケリーは、イリノイ州とミネソタ州でも、未成年者への性的虐待、児童ポルノ、売春などの容疑で公判を控えています。