第6回目は、1986年にイギリス・バーミンガムで結成されたロックバンド、Pop Will Eat Itself(ポップ・ウィル・イート・イットセルフ)。頭文字を取った「PWEI」、もしくはPOPPIES(ポッピーズ)の略称で知られています。あらゆるジャンルのサンプリングを多用をして、いち早くロック、ヒップホップ、ファンク、ディスコのミクスチャー・サウンドを提示したバンドで、初期のビースティ・ボーイズを彷彿とさせるスタイルと言えば分かりやすいでしょうか。前身となるバンド時代から毎回酒を飲んで演奏するのがセオリーで、時には自分たちの音源までサンプリングすることも。今聴いても、ロックとヒップホップ、そしてポップが好きなすべての人にささるアーティストです。ちなみに、5枚のオリジナルアルバムを発表後、1996年に解散。2011年に再結成しています。