マイク・パットン(Mike Patton)は「メンタルヘルス(心の健康)の問題」を理由に
フェイス・ノー・モア(Faith No More)と
ミスター・バングル(Mr. Bungle)のツアーをキャンセルしています。
パットンとフェイス・ノー・モアは声明を発表しています。
マイク・パットン:
「申し訳ありませんが、メンタルヘルスの理由により、現在予定されているフェイス・ノー・モアとミスター・バングルの公演を続けることができなくなりました。
パンデミックによって悪化した問題を抱えており、それが今の俺を悩ませています。今のところ、自分がすべきことをできるとは思えませんし、100%以下のものを提供するつもりもありません。ファンの皆さんには申し訳なく思っていますが、すぐに埋め合わせをしたいと思っています。
バンドはこの決断を支持してくれていますし、健全な方法でこの問題を解決したいと思っています」
フェイス・ノー・モア:
「今回のキャンセルは、俺たちの気持ちを打ち砕くものだと言っても過言ではありません。5年ぶりにこの音楽に戻ってくるのは本当に大変なことでしたが、数ヶ月前から懸命に取り組んできましたし、最後の数回のリハーサルでは、最高の状態に戻っていることを疑う余地もありませんでしたので、この声明を書くのは非常に難しいです。
新型コロナウイルスのパンデミックが始まってからほぼ2年が経過し、仕事ができない状態が続いていたので、このニュースをスタッフに伝えるのは心が痛みます。俺たちは、スタッフを家族のように思っています。そして、同様に重要なことは、この苛立たしい状況の中で、忍耐強く俺たちをサポートし、俺たちと同じように休息を待ってくれているファンにとって、このことがどのような意味を持つのかを認識しているということです。多くの方々は、孤立を非常に深刻に受け止めており、ショーが何度も延期されるのを辛抱強く待ってくれています。これは彼らにとっても辛いことでしょう。
そんな中でも、俺たちには助けを必要としている家族がいます。俺たちは、歌手としての仕事よりも兄弟としての価値を重視しているマイクに、このような日程を強行することは大きな影響を与えると考えています。彼が正しい方向に進むために必要なことをするのに、俺たちは100%のサポートをします。俺たちが今、皆さんにお願いしているのと同じように。
俺たちを信じ続けてくれてありがとう」